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育成年代からのフィジカル
投稿第二弾はテーマの通りフィジカルについて僕の考えをお伝えしていこうと思います。
海外で活躍する選手がかなり増えてきました!
僕の小学生の頃(30年前)からすると考えられない人数ですね。
その選手達が一同に声をそろえて言うこと。
『フィジカルが違う』
吉田麻也選手や遠藤選手、長友選手などのインタビューを是非見てほしいなと思います。
僕のフットサルスクールに通ってくれている選手達は「プロになりたい」「日本代表に入りたい」と願う選手が多いです。
そんな彼らに一早く取り組んでほしい事がフィジカルトレーニングです。
フィジカルと言っても色々な分類がありますが、特に力を入れているのが体幹トレーニング、筋力アップトレーニング、走力アップトレーニングです。
ひと昔前は筋肉が付くと身長が伸びない、、、早い段階の筋トレは体に良くない等言われていて、今でも信じてる方もいらっしゃると思います。
否定はしませんが信じもしません(笑)
身長が伸びるのはホルモンにかなりの影響をうけますし、伸びるのは骨です。
筋肉があると伸びないなら大きい人は全員体が硬いのか?
外国人は早期から筋骨隆々が多いです。
細かい話になりますが、骨端軟骨に傷が入らなければ伸び続けると言われています。
飛んだり跳ねたりしている着地の負荷は体重の6倍以上と言われています。
6倍ですよ⁉
自体重で筋トレして骨に影響があるわけがないですよね。。。
遊んでいる時の負荷の方が高いんですから。
ただし!
正しいフォームで行うことがかなり重要です。
そして無酸素系の運動では成長ホルモンが多く分泌されるようなので、筋力トレーニングを行うと身長を伸ばす効果があるのではと。
日本人が筋肉をつけるにあたって、不利だなと思うところが上記の思考の部分と食文化です。
筋肉をつくるタンパク質がなかなか足りていないと考えています。
よく見てきた光景・聞いてきた事に「米3杯食べろ!」
いやー...米は炭水化物です(笑)
もちろん大事ですが。。。
ブラジルでは昼と夜のご飯に「フェジョン」と言う豆料理を米にかけてお肉とサラダを食べる事がほとんどでした。
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練習終わってタンパク質。
サッカーで遊んで帰ってきてまたタンパク質。
ボールを扱う技術も違いますが、身体も違いますよね。
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こんな身体と対戦するんですよ?
逃げたいわ(笑)
いや、身体のぶつけ合いは大好物なので一度当たってみたいか(笑)
面白いデータがあります。
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前回のワールドカップの平均体重です。
体脂肪は恐らく12%近くでコントロールされているので、筋肉量でこれだけの差がついていると予測しています。
格闘技に明るい方なら理解されると思いますが、体重10キロ違う相手と戦わないといけない。
しかも90分。
3㎏でも1階級差。
どれだけ怖いことなのか。。。
世界は重くて強くて早くて上手くて頭がいい。
その世界の住人になりたいと思うならまず食べて寝ること。寝ることで身体が大きくなりますし、新しい運動の獲得も睡眠で整理され、記憶も定着させてくれます。
余談ですが、意図的に寝る前の勉強をする事で国家試験に受かりました(笑)
そして睡眠は最高のケアにもなります。
「いつまで寝てるんだ!」と怒らず、休日は自然に起きるまで寝かせてあげて下さい。
そして太陽の下しっかり遊んで、いっぱい食べて早く寝る。
夏休みは体を大きくするチャンスです。
朝運動して昼寝して午後また動く。
子供の昼寝は90分程度が効果的みたいです。
サッカーの練習は当たり前ですが、しっかりと時間と負荷をコントロールしながら...
プロだと2時間以内当たり前なのに、育成年代だと平気でオーバーしますからね。
大会など長くなりそうな日の捕食にはかなり気をつけたい所です。
僕の考えるスーパー食材は「うなぎ」です。
う巻きなんか最高です!
試合に勝ったらうなぎ
是非オススメします(笑)
文化で見てもなかなか難しい所がありますが、日本に生まれた以上仕方ありません。
今の環境でどうするか。
今までのことを継続していても今までの結果しか出ません。
筋力トレーニングを早くから取り入れ外国人と戦える身体を少しでも早くから作り、その体をしっかりと操る。
足の遅い人がどんだけ走っても、足の遅い走り方のトレーニングをしているだけです。
理想とされるフォームを身に着けたら、早く走るための筋トレに変わります。
良い動きをどれだけ早く手に入れられるか。
早期に筋肉もフォームも手に入れたら、それだけ長い時間自分の身体をコントロールするから身体の熟練度が上がる。
成長速度が違うし、筋肉がつきにくいことは勿論理解しています。だけどそれを言い訳に使わない。
ワールドカップで日本がどれだけ戦えるか。
凄く楽しみだし、関わった選手が何年後かそこで活躍していたら最高ですね!
可能性は無限。
お読み頂きありがとうございました。
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