学校業を目指す人は見ておいて欲しい、新入り先生は決して見ることのない3・4月が忙がしい理由
3月もあっと言う間に1週間が過ぎました
学校業はこの3月は一年で一番忙しいと言っていい期間です
想像がつくかと思いますが、
今年度と新年度が一番交錯している期間になるので
普段のやることが倍になっている期間となります
そのため、今年度と新年度で会話が成り立たないなど
みんなそれぞれ違うことをしている、そんな1ヶ月を過ごします
学校はどこでも、ある程度の異動がついてきます
場所が変わることがなくても、
学年が変わったり、先生業務以外の担当業務が変わったり
引き継ぎや仕込みなど、今年度のおさらいと来年度の仕込みが行われます
12月の気忙しさとはちょっと違う、1月の真っ新な空気感とも違います
奥歯に何かが詰まっているような、時間が続きます
自宅でも、あれやったっけ、明日はこれやらないと、
と過去と未来が交錯している頭を
整理しながら、自分の時間を見つけようとします
学校業に関わる人たちが、犠牲にする時間が増える期間とも言えます
毎日の忙しさよりも、一年間を通じて大きな波がやってくる
それが学校業です
毎日はそれほど忙しくないけれど、1ヶ月間ずっと慌ただしい
翌月から2ヶ月くらいは随分と落ち着いた時間が過ぎていく
そんな感じで、1ヶ月単位で波がやってきます
働かせ放題の就業規則とも揶揄されていますが
まさに、繁忙期は働かせ放題の効力が発揮される場面です
生徒のため、と言ってしまえばなんでも正解にされてしまう
そんな現実を知るのも、3月のように感じます
新入社員、新入りの先生は一年後にこの3月の厳しさを知ります
この勢いで4月に突入しますが、授業開始は1週間立たないと
生徒も先生も落ち着きません、当然色々なミスをあぶり出していくのも
この1週間の大切なタスクとなります
ミスを炙り出すのですから、最前線の先生に一番負担がかかります
船長は現場の様子を見て、どうするのか?会議で解決しようとします
会議をやっても、現場の先生が持つ苦労が増えるだけです
だから、5、6月あたりに先生たちが行方不明になります
先生たちって本当に大変なんです