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シロクマの心配をしている

こんばんは。
今日もとても暑かったので、お団子を買いに行っただけで前髪がぺたんとなってしまいました。

ところで、ここ最近とても暑いので、ひとつ心配していることがあります。

それは、ホッキョクグマ(通称:シロクマ)のことです。

何を隠そう、わたしは動物のなかでもシロクマが特別好きです。氷の上をするする移動するのをみるだけで気持ちいいし、おおきなアザラシをあっという間に狩るぐらい強いのです。


小学生の頃、「チキュウオンダンカ」が進むと、北極の氷が溶けて、シロクマは絶滅するし、オランダは海に沈むと習いました。

住んでいたところは海抜が低い港町で、「もしかしたらここも沈むかもしれない」と、先生がまじめな顔をして言ったこと。今でも鮮明に覚えています。


それが20年が経って、この暑さです。

もしも北極がなくなって、シロクマもペンギンもアザラシもいなくなったらどうしよう。実家のあたりは沈むのだろうか。そもそも、この暑さでシロクマは生きていけるのだろうか。

不安になって調べていると、
ある興味深い調査を見つけました。

それが、カナダの進化学者、スーザン・J・クロックフォード博士による

TWENTY GOOD REASONS
Not to worry about polar bears
(日本語訳:ホッキョクグマはだいじょうぶ。心配しなくていい20の理由)」というものです。

この文献によると、たしかにここ数年で北極の氷は大幅に減っているそうです。でもなんと、
むしろホッキョクグマは増えているらしいのです。

ええーーーーー!!!!
「地球は丸かった」「HUNTER×HUNTER再開するってよ」並みの衝撃です。

増えている理由としては、餌の影響が大きいそうです。シロクマの主な餌であるフイリアザラシは、氷のないところでしか漁ができません。氷がなくなったことによりアザラシが増え、それを餌とするシロクマも大繁殖しているということです。
もちろん、狩猟制限など、たゆまぬ動物保護活動の成果でもあります。

こういうものは諸説あるのでしょうが、意外な事実にすこしだけ安心しました。

と同時に、いままで信じていたもの、先生がまじめな顔をして言ったことは一体何なのだろう?と思ったりもします。

鎌倉幕府設立もいまや1185。たとえば、ビニール袋をエコバックに変えたら果たしてどれぐらい氷が溶けなくなるんだろうか。
ほんとうは誰がわるくて、誰がいい人なんだろう。

そういうことが時々わからなくなります。



その分、自分で見たこと、聞いたこと、味わったものはたしかにあるのだから、そういうものをより大切にしよう。そういうことをシロクマから学んだ日曜日でした。

今日食べたお団子は美味しかったです🍡

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さとしま みや
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