「・・・と思って生きています」
自分が好きなものや人、趣味や習慣を否定されると嫌な気持ちになります。好きだという事に自信がなくなったりすることもあります。
「○○っていいねよ~」に対して
「えー、○○って単純じゃない?」とか「○○やるひとの気がしれないんだけど」とか「○○って超まずくない?舌を疑うわ」的な、わざわざ言わなくてもいいのに、あまりにストレートな言葉を出す人がいます。たぶんそこまで悪気が無かったりもするんですが、こっちはまあまあ嫌な気持ちになります。
あと、望んでないのに勝手にアドバイスする人もいます。
「○○って体に良くないらしいよ」とか「もうちょっと○○のこと勉強した方がいいよ」とか「○○とかあんまり意味ないよ」みたいな、いらないアドバイスも良かれと思ってなんでしょうが、イラッとしますよね。
エチケットとしてはこういう時に同調できないとしても、わざわざ反対の事を言わなくて「そうなんだねー」でいいし、人それぞれだとして、会話を楽しめたらいいのに「あっ、これは変!言いたい!」が先行してしまうんでしょうねー。
では、なんで嫌な気持ちになるのかなぁと考えてみると、たぶん、その言葉が自分に向けられていると感じるからでしょう。「あなたは間違っている」という負のパワーを受け止めてしまうわけです。共感してほしい時だったらなおさらで、より「ウッ」とダメージを受けるわけです。
こういう言葉には蓋は出来ないので、ああ、聞かなきゃよかったってことで後の祭りではあるんですが、自分はこういう時には「・・・と思って生きています」と付け加える事にしています。自分に向けていったのではなくて、勝手にそう思って生きていますとすることで直撃を回避します。どうぞご自由に、と言う感じにしてしまいます。
「○○っておいしいよね!」
「えー、ぜんぜん美味しくないんだけど。あそこ行くくらいなら絶対●●行くわ」 と思って生きています。
「○○の曲好きなんだよねー」
「○○ってどれも一緒に聞こえない?幼稚と言うか普通ーって感じがする」
と思って生きています。
「昨日○○頑張ったんだよー」
「○○ぐらいじゃ頑張ったとは言えないわ。●●ぐらいはしないと意味ないでしょ」 と思って生きています。
と言う感じです。どうでしょう、ちょっとはダメージが減りませんか?
「嫌なこと言うなぁ」と思って反論したり、感情的になるよりも「あっそう、そう思う人もいるわね。はい、この会話は終わり」で充分です。
上手にスルーして優しさで受け止めすぎないように~。