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「マンガを読むことが難しい人」にもオススメなマンガ4選
こんにちはマンガ好きな経営コンサルタントのみやおです。
普段はマンガ×ビジネスをテーマにnoteを書いているのですが、今日は「マンガを読むことが難しい人」にもオススメしたいマンガというテーマで書いてみたいと思います。
この記事を書くきっかけとなったのはこちらのnoteです。
ライターの伊藤聡さんのnoteなのですが、多くのことを気付かせてくれた素晴らしい記事でした。マンガを読むことが難しい理由をとても分かりやすく言語化されていて、普段からマンガに親しんでいる身からすると目から鱗でした。
また、マンガを読むことは苦手だけどマンガを楽しむことにチャレンジしたい、というお気持ちにも感銘を受けまして…いちマンガ好きとして、こういったマンガを読むことが難しい方でも読みやすいマンガを紹介したいと思い、1億年ぶりにnoteを書くこととしました。
読みやすいマンガとは?
マンガを読むことが難しい理由については、先ほど紹介したnoteではこのように解説されていました。
いざマンガに没入しようとしても、コマ、フキダシ、オノマトペの複雑さに戸惑い、うまくストーリーに入り込めないことがわかった。
逆に言うと、「コマ(割り)」「フキダシ」「オノマトペ(=「ドドド」のような擬声語)」がシンプルなマンガが読みやすいマンガなのかなと。すべてを満たすことは難しいかもしれませんが、こちらに沿ったマンガを4作品紹介したいと思います。
SPY×FAMILY
まずはじめに紹介したいのはジャンプ+の看板マンガ『SPY×FAMILY』です。
名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者! “妻”は暗殺者で!? 互いに正体を隠した仮初め家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!
アクションやコメディ、マンガの面白さに必要な要素がすべてハイレベルなんですが、何よりもすごいのが読んでいて一切ストレスが無いんですよね。
このあたりうまく言語化できなかったんですが、マンガ家の森泉岳土先生がTwitterで解説されていて、まさに!と納得でした。
「SPY×FAMILY」、マンガがうまくて気絶しそうになる。見てよ。たった2コマで
— 森泉岳土 (@moriizumii) April 20, 2021
①急に妙なこと言う
②立ち上がる
③当然おどろく主人公たち「!」
④お暇を告げる
⑤外は雨
⑥引き留めようとする「雨が…」
⑦それでも帰る(ドアが閉まる)
を提示している。2コマだよ? すごいなあこの情報整理。 pic.twitter.com/ch0eyujlJc
マンガを読みやすくするコマ割りのテクニックが随所に使われていて、スラスラ読めるんじゃないかなと思います。
カラオケ行こ!
続いて紹介するのはヒット作を連発されている和山やま先生の短編『カラオケ行こ!』です。
合唱部部長の聡実はヤクザの狂児にからまれて歌のレッスンを頼まれる。
彼は、絶対に歌がうまくなりたい狂児に毎週拉致されて嫌々ながら歌唱指導を行うが、やがてふたりの間には奇妙な友情が芽生えてきて……?
話題の作品が描き下ろしを加えて待望のコミックス化!!
主人公・聡実の一人称視点でストーリーが展開されるので、他者視点のナレーションのフキダシが無くて読みやすいのではないかと思います。
随所に入ってくるギャグがめちゃくちゃ笑えるのですが、聡実と狂児の関係性が変わっていくところがとてもエモくて…
一本の良質な短編映画を見たような、爽やかな読後感があってオススメです。
私のジャンルに「神」がいます
3つ目に紹介するのは、同人小説の書き手を描いた『私のジャンルに「神」がいます』です。
類まれなる文章力で二次創作界に燦然と輝く天才字書き・綾城(あやしろ)。
同ジャンルの者達はその作品に焦がれ、打ちひしがれ、彼女に馴れ馴れしくリプを飛ばす「おけけパワー中島」への憎悪をくすぶらせていくのであった……。
天才字書きをめぐる創作者たちの葛藤を綴った連作。
バトルやアクション要素が強い作品だとオノマトペが派手になるのかなと思うのですが、日常ものなのでオノマトペが派手でなくて読みやすいのではないかと。
同人小説がテーマになっているので、普段小説を読まれる方には親しみやすいと思います。
綾城さんの活躍に突き動かされる人々の姿を描いた作品なんですが、創作意欲を掻き立てられるところも良くてオススメです。
ロスト・ラッド・ロンドン
最後に紹介するのは海外ドラマのような洗練されたクライム・サスペンス『ロスト・ラッド・ロンドン』です。
事件の真相の鍵は、秘められた市長のルーツにあった。
真犯人の情報操作によって、第一容疑者となったアル。アルとの関係を悟られぬよう、秘密裏に捜査を続けるエリス。
ロンドン市長殺害事件は、未だ終わらないーー。
容疑者×刑事が真実を希求する、新感覚クライム・サスペンス、1・2巻同時発売!!
「“助けてやる”じゃなくて、“ふたりでやろう”って言ったでしょ」
登場人物の会話がメインでストーリーが進行していき、オノマトペが見られない作風となっています。
また、平面的にアレンジしたフラットデザインのような絵柄なので、書き込みの多い作品はストーリーに集中できない、という方でも読みやすいと思います。
まだ未完結の作品なんですが、謎がどのように解き明かされるのか早く続きが読みたくなります。推理小説好きはぜったいハマると思います。
まとめ
ということで今回は「マンガを読むことが難しい人」にもオススメしたいマンガを4作品紹介しました。
もちろん、マンガを読み慣れた方にも自信を持ってオススメできますので、未読の作品があればぜひ読んでみて下さい!
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![みやお@中小企業診断士](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62550092/profile_7706c05218db8843d00b7a0fd927107b.png?width=600&crop=1:1,smart)