それでいいんじゃないかな。
「わたしって感情が表にでちゃうのかな? ちょっと機嫌は悪いとその態度がお客様にも分かるのかな? この前もね。この間は良かったけども今日は最悪ってお客様に言われたのよ。」
そうなんだね。うんうん分かる分かるよ。
感情が表にでちゃうよね。
「駄目だよねわたしは駄目! この性格は直さないと客商売はできないよ!」
そう思うんだね。
自分自身を変えようと努力しているんだね。
素晴らしい事だよね
「駄目よ。全然素晴らしくないよ。これからは、そう気おつけようって事。まだまだ全然できないから。」
そうなんだね。そう思うだけでも素晴らしいって思うよ。
「思うだけじゃ駄目。行動をしなと駄目だよ。」
行動するってとても大切なことだよね。
「でもなぁ~。どう行動すればいいのかな?わたしのこの性格って今に始まったことじゃないから、どうしたらいいのかな?」
そうだね。分からないよね?分からないよね。
俺も分からないからアドバイスも言えないよ。ゴメンね。
「あなたが分からないならば、わたしも分からない。あなたに期待したわたしが馬鹿だったよ。もう、いいよ。」
ゴメンねゴメンね。
俺が馬鹿だったね。
「あなたのことを馬鹿って言ってないよ。馬鹿はわたし。わたしが全ていけないのよ。」
そうかな?
そんなに自分自身を攻めなくてもいいんじゃないかな?
「攻めないとね。攻めないと反省しないでしょう!あ~なんかムカついてきたよと」
ムカついたんだね。
ゴメンね。俺がいけないよね。
「あなたが変なことを言うからよ。ホント馬鹿ね!」
俺が馬鹿だよね。
ゴメンね。ゴメンねゴメン
「あ~。まただよ。こういうところが駄目なのよ。ゴメンね。あなたがせっかく相談にのってくれているのにね。」
大丈夫だよ。俺は大丈夫だよ。
俺が適正なアドバイスができないだけだよ。
「あなたは悪くないよ。全てわたしが駄目なのよ。この性格を直さないと本当に大切な人も失ってしまうよ」
そう思うんだね。
あなたは俺の事も大切な人のこも思いやる優しいひとだね。
大切に思うから自分自身を変えようって思うんだよね。
本当にあなたは素敵な人だね。
「素敵な人だなんて、ホントあなたはいいひとだね。」
俺のことをそう思うんだね。ありがとう!
やっぱり、あなたに適切なアドバイスを考えないとね。
「えっ、アドバイスを考えてくれるの?嬉しい」
ゴメンね。適切なアドバイスができるか分からないけども考えてみるよ。
うーん。うーん。
そうだな。うーん。どうだろうかな?
えーとね。まず思うのはね。
あなたはあなただからね。
それでいいんじゃないかなって事だね。
「それでいいんじゃないって、わたしはわたしを変えようと思もっているのよ。」
そうだよね。
でもね。人はなかなか変わるものでもないからね。
そもそもね。感情が表にでるって素晴らしい事だと思うよ。
とかく、現代人は自分自身を押し殺して人の為に、ひとに迷惑をかけないように、誰かの為に感情は押し殺して我慢我慢しろって教育されているからね。
その考え方っておかしくないかな?
「うーん。確かにね。感情を押し殺していたらストレスも溜まるしね。」
そうそう、我慢して我慢して自分自身の感情を押し殺していたら、いつかその感情が爆発してしまうよ。
制御不能になったら何をしでかすか分からないから逆に怖いよね。
「うーん。そうかな?ストレスは溜めない方がいいと思うけども、現代社会では我慢も必要かな?って思うところもある。」
そうだね。確かに我慢する事も大切だよ。
なんでもかんでも我慢しないで感情を爆発させればいいもんでもないからね。
でも、俺はあなたはあなただからね。
それはそれでいいんじゃないかなって言ったよね。
あなたのように感情を表に出す事は悪くはないよ。
むしろ、素晴らしい事だよ。
だからね。あなたはあなたでいいんじゃないかなって思うんだよ。
そうだなあ。あなたはペットを飼っているよね?
「ペット?ワンちゃんを飼っているけども、それが何?」
そのワンちゃんって、どうだろうかな?
あなたの言う事を素直に聞いて機嫌の良い時もあれば、何を言っても聞かなくて機嫌の悪い時もあるよね。
「確かに、うちのワンちゃんって本当に喜怒哀楽の波が激しいのよ。それで困ってしまう。」
困るよね。
ワンちゃんって感情を素直に表に出すからね。
でもね。そのワンちゃんって好きでしょう。可愛いいでしょう。
「可愛いいのよ~本当に言う事は聞かないけども可愛いいのよ~、たまには機嫌が良い時があってね。その時はもう可愛くて可愛くて、どうにかなりそなの。」
そうだよね。可愛いいよね。
言う事聞かなくて機嫌が悪いても可愛いいよね。
それはね。ワンちゃんが素直に感情を表に出すからだよ。
感情を表に出した方が周りの人から好かれるもんだよ。
あなたのあのお客様も、そうは言うけども何度も来店してくれる大切な常連さんだよね?
「大切な常連さんだよ。確かに、今日は機嫌が悪いみたいだけども、また来るねって言う。」
そうだよね。
その常連さんもあなたが素直に感情を出してくれる事が嬉しいんだよ。
だからね何度も来店してくれるんだよ。
あなたがワンちゃんを可愛いい好きって思うのと同じだよ。
その常連さんも、そんなあなたが可愛くて好きなんだよ。
「そうなのかな~、うーん確かに何度も来店してくれるよね。」
だからね。自信をもって大丈夫だよ。
「うん。分かった。自信をもって仕事をするよ。やっぱりあなたは凄いね。適切なアドバイスありがとう!」
こちらこそありがとう!
適切なアドバイスができたかは分からないけども喜んでもらえて嬉しいよ。
やっぱりあなたはあなたで素晴らしいよ!
本当に素敵だよ。
大丈夫大丈夫。
あなたはあなた
それでいいんじゃないかな。