10日目:形が見える
2021/04/20
ありがたいことに、こちらの記事で私の柵作りnoteを取りあげていただきました。
備忘録プラス、畑をしている、したいと思っている方々と繋がりができればと始めましたが、シンパシーを感じていただけてとても嬉しく感じています。
さて、必死のパッチで始まったこの日の柵作り。
スタート時がこんな感じです。
間違い探しのようですが、私が立つとこんな感じ。
人って小さい!と思いますが、鹿は助走なしで1.5メートルほどは跳べると聞きますので、これくらい高さがあってもおそらく本気を出せば飛び越えられてしまうと思います。
じゃあもっと高くしたほうがええんちゃうん?という話ですが、周囲の畑を観察していると、どうも2メートルまでの高さの柵を作っておられます。それで作物がちゃんと育ってるということは大丈夫やろう、という推測でこの高さにしています。
これから柵作りをされる方は、周りで畑をやっている方に、どんな獣害があるかを聞いたり、周りの柵を参考にさせてもらってください。
場所によってはイノシシや熊の被害があるかもですし、鳥の害がひどいところ、ハクビシンなどの小動物の害がひどいところなどさまざまだと思います。
うちは竹と網で済ませるつもりですが、もっと本気で守らねばならないところなら、電柵のような強力な対応が必要かもしれません。
竹と海
この日は夫T氏の作業がメインです。
海を背に作業する姿はなかなか映えていました。
私はほぼほぼ竹を支えているだけ……。
竹は針金で留めていきます。
ホームセンターで見るとけっこう太く見えるのですが、畑で見ると細く見える不思議。次に買うときはもう少し太い針金を買おうと思ったので、針金を買われるときは、これかなと思ったものよりもうワンサイズ太いものを選ぶと安心です。
着々と作業は進み……
形が見えてきました!
あれ?と違和感を感じられた方。それはとても正しいです。
本当はもっと広い畑なのですが、この日すでに4月20日。
竹の数も少なくなってきて、これ以上柵作りに時間をかけていられない……と苦肉の策で、まずは半分の敷地を畑として使うことにしました。周りで畑をやっておられる方々は、とうとう暴挙に出たと笑っておられたかもしれませんが、そんなことは知りません!だって早よ畑やりたい!
酸度を測る
この日は2つ、畑を始めるにあたって調査をしています。
1つは水はけの調査。
これは、30センチほど穴を掘ってみて、水を張り、どれくらいの時間でその水が吸収されるかを見ます。
うちの畑はかなり水はけがよく、30分くらいでほとんど吸収されていたと思います。
耕運機で何度も耕した畑などでは水はけが悪くなっていることがあるそうで、その場合は2時間くらい経っても水が抜けきらないようです。
時間のかかる調査なので、柵作りの作業の前に水を張っておき、途中途中で様子を見る、という流れでやっています。
2つめは酸度の調査。
水をかけた土に酸度計とやらを差しこみます。
あまり酸やアルカリに偏りすぎていると作物が育ちにくいため、phの調整が必要になってきます。
これも6.0~6.5と上々の結果でした。
本日の作業はここまでで終了。
4月下旬からは田んぼの作業も並行して行わねばならないので、翌日もはりきって作業を進めていきます!(いつ仕事してんやろ)