見出し画像

毒親/毒兄弟姉妹のことはしっかり憎もう

自分の親や兄弟姉妹を「毒」と認定するかどうかは、他人が決められることではなくて子どもが「毒」だと思えば「毒」です。
もし「毒」だ!と思ったら、どんなことをされて、言われて、嫌だったのかをとことん考えて、まずはしっかり憎もう。
二十歳になったら自分の責任、という人の意見は無視でOK。
そして、自分はその時どう感じたのか、本当はどうして欲しかったのかを知り、自分で自分を癒してあげましょう。

毒親/毒兄弟姉妹への憎しみを解毒するのは、とても時間が掛かります。
特に毒親には怒りと恐怖と罪悪感が付いて回るし、毒兄弟姉妹とは何十年も疎遠にしていても、毒親の介護や遺産相続で骨肉の争いになります。

私は父子家庭で結婚してからも過干渉と共依存で支配されていて、やっと40代後半で絶縁しました。
家庭崩壊寸前でした。

毒妹には、毒父の介護はしない、病院や老人介護施設の保証人にもならない、遺産相続を放棄する代わりに、家のことは全て関わらない!と宣言しました。

姉妹差別をされて育ったので、実家に居るときから家族仲、姉妹仲は崩壊していて、妹たちの住所も苗字も知りません。

毒妹とは30年間疎遠だったが、毒父が倒れた時、私の携帯番号を突き止めて、「お姉ちゃんなんだから」病院の保証人になって欲しいと言われましたが、今まで50年間も搾取子の私を盾にしてのうのうと生きてきて、愛玩子の妹が何をいまさら…と思いましたね。

子どもを何人産もうが、兄弟姉妹の仲が崩壊していれば、親の面倒を見る子どもはいません。
それは兄弟差別をして育てた毒親の責任です。
毒親の介護は親が自分で何とかしてください。
今は家族代行サービスもありますよ。
病院や老人介護施設探しや保証人、見舞い、葬式、死後の後片付け、子どもに代わってやってもらえます。

子どもも、毒親をしっかり憎んで心の整理が付いてくると、毒親は「凶悪で絶対的存在、ラスボス」ではなく、「ただの性悪でヨボヨボなクソジジイ、クソババア」だ、ということに気付きます。

扶養は自分が出来る範囲で手を貸すもよし、完全に扶養義務をお断りしてもよし、だと思います。
同居してなきゃ、扶養義務を拒否しても罰せられません。
扶養義務=介護義務ではありません。
お金にゆとりがあれば、経済的支援をしてあげましょう、という緩い努力義務です。
私は毒父が生きている限り二度と会わない、骨も拾わない、と決めました。

毒親は子どもにどんな酷い仕打ちをしていても、記憶を改ざんして、自分は正しいことをしてきた!と主張する生き物なので、毒親に恨みつらみをぶつけてやろう、介護をして愛し直しをしてもらおう、謝ってもらおう、と思っても無駄です。
100倍返しで傷つけられるだけですよ。

毒親に育てられたことは悲しいけれど、毒兄弟姉妹のことはすごく憎いと思うけれど、家族なんてたまたま血の繋がった他人です。

どんなにツラく悔しい思い出を思い返しても過去は変わらないし、毒親/毒兄弟姉妹の性格を変えることもできません。

そんな奴らとは、しっかり距離を置いて自立して、毒親/毒兄弟姉妹に振り回されない、過去の嫌な思い出に囚われ続けない、新しい自分の人生を生きた方がいいんじゃないかなと思います。
私ももっと若いうちに、毒父とは絶縁したかったな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?