冬の終わり〜冬の始まり
今年の三月に体調を崩して以来ほとんど演奏できていませんでしたが、先月の27日土曜日、ao to iu_さんがアクリル絵を描く様子をインスタライブ配信するモノ・ジ・トリに九ヶ月ぶりに参加させてもらいました。
もし参加できたら、とao to iu_さんに事前にお声がけ頂いていたのですが、だいぶ日常が戻ってきたとはいえまだそんなに楽器を触れていなかったので、当日もし行けそうだったら予告なしでインスタライブにゲスト参加しちゃいましょうか、みたいな感じでした。前日の夜は心を決めかねてたけど、朝起きたら天気もいいし気分も上がってきたので、思い切って参加することに。いやードキドキでした…。よく晴れていて窓からの日差しで部屋の中が明るかったし集中してたから気づけなかったけど、気温はかなり低かったようで、モノジトリを終えたらすっかり体が冷えていて、秋の終わり、冬の到来を実感しました。思えば、冬の終わりに体調を崩してからそれはもういろいろと大変だったけど、冬の始まりに思いがけずモノジトリに戻って来ることができたこと、とてもとても感慨深かったです。ao to iu_さんが快く迎え入れてくれて参加を喜んで下さり(hitoyagiさんもインスタライブ中にあたたかいコメントを下さってしみじみ嬉しかったです😭)、喜びをじんわり噛みしめました。療養中もあおさんと何度かやりとりしたのですが、毎回あたたかい言葉や柔軟かつポジティブな姿勢に励まされました。本当にありがとう。今回分のアーカイブは残っておりませんが、慣れたカバー曲と、オリジナル曲もぽつぽつ、今回初めてカバーしたのは「トンネル抜けて」でした。
前回noteを更新したのはまだ暑い最中、正直言ってどん底の夏でしたが、夏の終わり頃に思わぬきっかけからちょっとずつ調子を取り戻しはじめて、今かなり日常に復帰できていること、当たり前のようでいて、ふと我に返るとまるで夢のようでもあり、ただ現状復帰しただけでは決してなくて、どん詰まりまで行った感触や傷は自分の内面にたしかに残ってるし、調子が良くなったからはい終わり、ではなく、そこまで至った原因や持病を少しでもよくするきっかけにできたらと強く思います。自分自身と周囲の大切な人たちをちゃんと大事にできる自分になれたらなあ。
九月に、少しコロナも落ち着いてきたし時間はあるし、そうだ美術館にでも行ってマインドフルネスを味わおう!と思い立ち、県立近代美術館の常設展に足を運んで、渇いた地面が水を吸い込むかのごとく感動を味わったのですが、先月また行ってみたらやはりとても良かったけど九月ほどは心が揺り動かされず、辛い時だったからこそあんなにも胸に迫って感じられたんだなあと気づかされたし、九月は一人で足を運んだけど今回は一緒に行ってくれた人の存在を改めて嬉しく思ったり。
九月↑ 十一月↓
さて、今月のモノ・ジ・トリも、先月と同様、飛び入りで参加させてもらうかもしれません。アーカイブは残らないと思うので、年末の日曜日の正午から、もしお時間ある方いましたら、お気軽に覗いてみて下さいね。
年が明けたら、何かしら、また演奏できるようになれたらなあと思います。
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