宮本恵理子

フリーランスのライター/エディターです。1978年福岡生まれ。日経WOMANなどの雑誌編集記者を経て、2009年に独立しました。雑誌やウェブの記事執筆のほか、書籍のブックライティングや経営者や企業の発信サポートも。家族のための本づくりプロジェクト「家族製本」主宰。

宮本恵理子

フリーランスのライター/エディターです。1978年福岡生まれ。日経WOMANなどの雑誌編集記者を経て、2009年に独立しました。雑誌やウェブの記事執筆のほか、書籍のブックライティングや経営者や企業の発信サポートも。家族のための本づくりプロジェクト「家族製本」主宰。

マガジン

  • THE INTERVIEW

    • 16本

    インタビュー特化型のライター養成講座『THE INTERVIEW』のマガジンです。

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最近の記事

「朝の散歩」がインタビューに効く理由。

 最近、立て続けに「朝の散歩を習慣にしている」と言う人の話を聞いた。  一人はエッセイストの松浦弥太郎さん。もうすぐ発売になる松浦さんの新刊『50歳からはこんなふうに』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の制作をお手伝いするにあたってお話を聞くなかで、「健やかな心身を保つために欠かせない習慣の一つ」として語ってくださった(発売前の書籍の内容なので、詳細は控えます)。  もう一人は、宮崎を拠点に「農業×テクノロジー」で世界へ挑むAGRISTというスタートアップ経営者の齋藤潤

    • 講座で受けた質問への回答集4 〜Qインタビューの質問は、いくつ用意しますか?

        2019年末から続けているインタビュー&ライティング講座「THE INTERVIEW」では、毎回アンケートをとって、受講生の皆さんからご質問を受け付け、講義の中でその全てに回答することをお約束しています。  ご質問に答えるために、考えを整理して言葉にすることが、私自身にとっても貴重な学びの機会であり、またインタラクティブに対話できる楽しい時間でもあります。  インタビューは一期一会のライブです。その手法に正解はなく、だからこそ面白く、人と人の間の営みゆえに飽きることが

      ¥500
      • 講座で受けた質問への回答集3 〜Qインタビューの録音。おすすめのツールと注意点は?

          2019年末から続けているインタビュー&ライティング講座「THE INTERVIEW」では、毎回アンケートをとって、受講生の皆さんからご質問を受け付け、講義の中でその全てに回答することをお約束しています。  ご質問に答えるために、考えを整理して言葉にすることが、私自身にとっても貴重な学びの機会であり、またインタラクティブに対話できる楽しい時間でもあります。  インタビューは一期一会のライブです。その手法に正解はなく、だからこそ面白く、人と人の間の営みゆえに飽きることが

        ¥500
        • 講座で受けた質問への回答集2 〜Q事前情報が少ない相手にインタビューするには?

            2019年末から続けているインタビュー&ライティング講座「THE INTERVIEW」では、毎回アンケートをとって、受講生の皆さんからご質問を受け付け、講義の中でその全てに回答することをお約束しています。  ご質問に答えるために、考えを整理して言葉にすることが、私自身にとっても貴重な学びの機会であり、またインタラクティブに対話できる楽しい時間でもあります。  インタビューは一期一会のライブです。その手法に正解はなく、だからこそ面白く、人と人の間の営みゆえに飽きることが

          ¥500

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        記事

          講座で受けた質問への回答集1 〜Q謙虚な人の話を聞き出すには?

           2019年末から続けているインタビュー&ライティング講座「THE INTERVIEW」では、毎回アンケートをとって、受講生の皆さんからご質問を受け付け、講義の中でその全てに回答することをお約束しています。  ご質問に答えるために、考えを整理して言葉にすることが、私自身にとっても大きな学びとなっていて、またインタラクティブに対話できる楽しい時間でもあります。  インタビューは一期一会のライブです。その手法に正解はなく、だからこそ面白く、人と人の間の営みゆえに飽きることがあ

          ¥500

          講座で受けた質問への回答集1 〜Q謙虚な人の話を聞き出すには?

          ¥500

          新メディア「PIVOT」で、私が密かに挑戦していること。

          久しぶりのnote投稿です。 ここ2カ月ほどは、ほぼ毎日1万字ほどの入稿に集中していました。 なんの入稿をしていたのかというと、昨日、2022年3月15日(サイコー=最高の日!)にアプリリリースされた新メディア「PIVOT」です。 私はこのメディアの創業メンバーとして立ち上げ当初から参画し、CEOの佐々木紀彦さん(NewsPicks創刊編集長)や竹下隆一郎さん(前ハフポスト編集長)をはじめとするメンバーと共に、この新しいメディアづくりにせっせと取り組んできました。 「

          新メディア「PIVOT」で、私が密かに挑戦していること。

          あなたの「最初の上司」は誰ですか?

           最近インタビューしたある起業家の方が「最初にどんな会社に入るかよりも、どんな上司に恵まれるかでその後のキャリア観は大きく変わる」とおっしゃっていた。私もまったく同感だ。  そして、その点で私はとても恵まれたと思っている。  私が大学を卒業して就職した年は2001年。今年の春でちょうど20年が過ぎたことになる。  月日が流れる早さに自分でも驚くけれど、2009年に独立してから12年経った今でもこんなに楽しく仕事ができているのは、新人時代の私を育ててくださった上司や諸先輩方

          あなたの「最初の上司」は誰ですか?

          恩返しのつもりが、半年で38万円の社会貢献になった話。

           今日は、私がこの半年ほど月1〜2回ペースで続けている「インタビューのコツをインタビューするオンライン勉強会」について。その仕組みがちょっと変わっていて、かつ「それ、いいね!」と褒めてもらえることが増えてきたので、どなたかの参考になればという気持ちで、ここにも書き留めておきたいと思います。  勉強会の趣旨はその名のとおり、私が「この方のインタビュー体験やインタビュースキルについて聴きたい!」と思うゲストをお呼びして、“公開インタビュー”をするというもの。  始めたきっかけは

          恩返しのつもりが、半年で38万円の社会貢献になった話。

          「家族製本の物語」vol.2—単身赴任のパパへ、母娘から贈るサプライズ

          「インタビューと撮影の時間を、家族のためだけに使って、家族のための1冊を作ってお届けしよう」 6年ほど前に着想した「家族製本」プロジェクト。雑誌『AERA』の巻末連載「はたらく夫婦カンケイ」で長らくご一緒してきた写真家のキッチンミノルさんと一緒に始めた個人活動です。 このnoteシリーズでは、実際に家族製本をつくってくださったご家族のエピソードをご紹介します。 離れた暮らしが始まる今だからこそ、伝えたいことを。 パーソナルスタイリストとしてご活躍のみなみ佳菜さんは、総

          「家族製本の物語」vol.2—単身赴任のパパへ、母娘から贈るサプライズ

          「家族製本の物語」vol.1— 4世代家族が見上げる妙義山 国際結婚した娘夫婦が里帰りした1日に密着

          「インタビューと撮影の時間を、家族のためだけに使って、家族のための1冊を作ってお届けしよう」 6年ほど前に着想した「家族製本」プロジェクト。雑誌『AERA』の巻末連載「はたらく夫婦カンケイ」で長らくご一緒してきた写真家のキッチンミノルさんと一緒に始めた個人活動です。 どんなに仲良しで、どんなに理解し合えていると信じる家族でも、第三者によるインタビューを通じて初めて表出できる思い、初めて知る発見があります。 そして、今その時の感情は、とどまってはくれません。 「あの時、

          「家族製本の物語」vol.1— 4世代家族が見上げる妙義山 国際結婚した娘夫婦が里帰りした1日に密着

          「モーレツ」の中に潜むもの。

          今日は若い皆さんにお伝えしたいと常々思っていたことを、noteに書き留めます。 それほど長くは書きません。皆さん、お忙しいでしょうから。 いきなり本題に入りますが、「昔はモーレツに働いたもんだ(だから君もモーレツに働きなさい)」という先輩方の武勇伝は、真に受けないほうがよいですよ。 なぜなら、今の時代にその言葉から連想されるものと当時の実態には、大きな乖離があると考えるからです。 私は20代の頃、その転換期を目撃したという自覚があるので、証言としてお伝えします。 ポイン

          「モーレツ」の中に潜むもの。

          【勝手にイベメモ vol.6】柿内尚文さん×田中研之輔さん :わたしたちに今、必要な「思考法」とは

          *このシリーズの投稿は、「インプット⇆アウトプット」の考えから、また、シンプルに記録の目的から、私が参加して拝聴した無料のトークイベントの収穫メモを記録するものです(有料イベントはチケット代を支払う参加者に向けての恵みであるという認識から、メモ公開の対象にしていません)。 *あくまで私個人が「面白い!!」と感じたことを聴きながら書き留めたメモですので、登壇者の方々のチェックを経たパブリックなコメントではないということを予めご了承ください。また、聞き漏れも多少ございます。こちら

          【勝手にイベメモ vol.6】柿内尚文さん×田中研之輔さん :わたしたちに今、必要な「思考法」とは

          【勝手にイベメモ vol.5】川原卓巳さん×山田敏夫さん ファクトリエ カレッジ/才能を開花させるプロデュース力

          *このシリーズの投稿は、「インプット⇆アウトプット」の考えから、また、シンプルに記録の目的から、私が参加して拝聴した無料のトークイベントの収穫メモを記録するものです(有料イベントはチケット代を支払う参加者に向けての恵みであるという認識から、メモ公開の対象にしていません)。 *あくまで私個人が「面白い!!」と感じたことを聴きながら書き留めたメモですので、登壇者の方々のチェックを経たパブリックなコメントではないということを予めご了承ください。また、聞き漏れも多少ございます。こちら

          【勝手にイベメモ vol.5】川原卓巳さん×山田敏夫さん ファクトリエ カレッジ/才能を開花させるプロデュース力

          植物さんが教えてくれたこと。

           ゆたかさって何だろう。  そんな問いを見つけたときに、ふと浮かんだのは、この数カ月のステイホーム期間に「植物」から受け取れたいくつかの気づきだった。  うちには小さなベランダがある。  小さいけれど、朝日がよく差し込むベランダ。  引っ越してきた時から、このベランダで季節の植物を育てられたらいいなぁと、ずっと思っていた。  でも、なかなかできないまま10年近く過ぎていた。  正確に言うと、何度かトライしたことはあったけれど、挫折していたのだ。  取材や打ち合わせに何かと出

          植物さんが教えてくれたこと。

          【勝手にイベメモ vol.4】河原あずさん&藤田祐司さん×小島英揮さん 「コミュつく!」

          *このシリーズの投稿は、「インプット⇆アウトプット」の考えから、また、シンプルに記録の目的から、私が参加して拝聴した無料のトークイベントの収穫メモを記録するものです(有料イベントはチケット代を支払う参加者に向けての恵みであるという認識から、メモ公開の対象にしていません)。 *あくまで私個人が「面白い!!」と感じたことを聴きながら書き留めたメモですので、登壇者の方々のチェックを経たパブリックなコメントではないということを予めご了承ください。また、聞き漏れも多少ございます。こちら

          【勝手にイベメモ vol.4】河原あずさん&藤田祐司さん×小島英揮さん 「コミュつく!」

          【受講生インタビューvol.1】道が見えない若者へバラまく希望 /編集者 柿内芳文さんインタビュー (前編)

          昨年8月に47歳の若さで逝去された、エンジェル投資家で教育者の瀧本哲史(たきもと てつふみ)さんの著書が出版され話題となっている。タイトルは『2020年6月30日にまたここで会おう』。8年前の2012年6月30日に行われた瀧本さんの“伝説の東大講義”を収録した本である。 その本は、もくじも前書きもなく、突然瀧本さんが目の前で喋り出すように始まる。 自宅にいながら、大勢の若者とともに東大の伊藤謝恩ホールに着席している感覚になる。 講義終了後の大拍手の後、次のページをめくると、

          【受講生インタビューvol.1】道が見えない若者へバラまく希望 /編集者 柿内芳文さんインタビュー (前編)