【仕事失敗談】社用車こすり編
ガコンッ
擦った時の音には聞こえませんでした。会心の一撃のような音が私と上司の鼓膜に響いたと思います。
私、社用車を擦りました。
事故は、思いもよらない日に起きます。何事もない1日を過ごすつもりが、意図しない一瞬の出来事でダメになる。なんてハードモードなのでしょう。
事故の経緯を説明します。
私は前止めをしようとしました。その際、前に進みすぎてしまい少し高い縁石にナンバープレート部分を擦ってしまったのです。隣の乗っているのは上司と車内で無言の数秒がありました。
私の上司は優しく私に言いました。
「私もだけど、お互い気をつけて運転しようね」
私は人の優しさに触れることが苦手です。誰かに気を遣われることが耐え難いのです。
この人はミスをした私にも優しくしてくれる。ああ、自分はなんてことをしてしまったのだ。
こんな気持ちになってしまいます。ミスをすると私は気にしすぎてしまうのです。
しかし、この気にしすぎ精神はポジティブに考えるとそこまで悪くないかもしれません。
中国古典の言葉を借りれば、「君子は小損を重んじ、細行をつつしみ、微敝を防ぐ」
要は小さいことを大事にしなさい、という意味です。
私は小さいことを自然と大事にしてしまいます。その分、疲れることが多いですが。
私には理想の自分の精神があります。
小さいことを大事にしつつ、ミスをしても気にしすぎない。
私の中では、これが理想の精神です。寝たら忘れられる様になれたら最強だと思います。
いつしか、こんな精神を身につけたいものです。
おまけ 嫌なことや失敗したことを文章にすること
今回の記事のように、私は嫌なことや失敗をすると文章にします。これは自分の中で思いを昇華するために行なっていることです。
noteの場合は、人様に見せるものなので文章をきちんと書いています。
しかし、note以外に自分しか見ないノートに書くこともしています。どちらかといえば、こちらの方が大事かもしれません。
自分専用ノートの場合は、当たり前ですが、自分以外誰も見ません。つまり、何を書いてもいいわけです。
罵詈雑言でも、とても文章とはいえないようなものを書いても平気です。むしろ、それでいいと思います。
どうしても他人を意識してしまう私には、これくらいしか逃げ道がありません。