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読書しながらテレビを観る癖をやめたい

読書しつつ、どうしてもテレビをつけてしまう。

読書に集中したいのだが、音がないと寂しい。本以外の情報が欲しい。

だから、ついついテレビを流し見しながら読書をしてしまうのだ。

肝心の文章は、右から左へ滑っていく。読み終わった後の達成感のようなものはなく、むしろ残り20Pくらいになると「早く終わらないかなぁ」とすら思い始めてくる。

最近の人は、本を読んでもその後の時間がないから感想を考える時間を十分に設けられない。それは読書としてあまり良くない。そんなことを誰かが書いていた。

しかし、僕の場合は感想を持つ以前に記憶がない。そういえばあんなこと書いてあったなぁ......と思い出すことが精一杯である。

このままではいけないと、頬をピシャリと叩き対策を考えたことはある。

リモコンをトイレの上にある棚に入れたり、衣装ケースの奥にグッと押し込んで取り出す気が起きないようにした。

だが、数時間は効果あるものの動画を観たい欲が抑えられなくなり、猫が隠していたエサを見つけたみたいにリモコンを掘り出してしまう。

何度やっても同じことの繰り返しで、もうテレビを観ないのは無理だと思った。俺はテレビの奴隷だ。もう元には戻れない。

今はもう開き直り、テレビはつけたままにするものの、せめて音量を小さくするようにした。

正直これでも流し見をするので、自分に参っている。バカにつける薬はない。軟膏にしても飲み薬にしても、僕のテレビ依存は治らないと思っている。

もし解決策があるならぜひ教えてください。

この文章を書きながら2周目の『進撃の巨人』を観ています。助けてください。ちゃんとしたいんです。

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