23/2 和歌山・奈良紀行⑧
汐見橋線の空いた2両編成に揺られながら、どう考えてもオーバースペックな複線と、不釣り合いに都会な街の中を進む。
うーんこの寂しさ。15分程歩いて難波に抜ける。おっちゃんが赤信号を無視して自転車で駆け抜ける。嗚呼、大阪だ。
なんばウォークを昔ものすごく歩かされた記憶が蘇り、必要以上に地上を歩いたらむしろ通り過ぎてしまった。大人しく地下歩いたほうが交差点にも引っかからなくて良いという事実に気がついた。
ということで地下のうどん王で飯。さすが関西出しのうどん。うまい。
鶏天が想像以上にデカかったし美味かった。こりゃ関東帰ったらしばらくチェーン店で鶏天頼めないな。
奈良県に向かう。寄り道するので準急に乗る。
準急といえど近鉄なので早い。というか逆に飛ばし過ぎなのかもしれない。布施をすぎると両系統共、急行以上はしばらく止まらないのだ。
石切、良すぎる。自転車で群馬温泉まで行った時と同様の感動を覚えた。
あと誰もいない夜の神社もまた良い。
東生駒行きに乗り込み生駒で放り出される。特急を待つ。混んでいる急行奈良行きに乗り込む。
高崎に住んでから混雑電車がめっぽうだめになってしまい、遅くてもいいから空いてる電車に乗ることが多くなってきた気がする。慣れって怖いなあ。まあ立って沿線の景色を眺めるのも一興だが、夜じゃ何も見えない。
ついた。うどんに追加して何か小腹を満たす気満々だったが店がやっていない。劣り果てている。
コンビニでも行くか…
どうやら帰宅後調べてみたところ、奈良市の普通に市民生活が営まれているのは西側の学園前や西大寺の方であり、こちらに住民向けのお店等が集まっているとのことらしい。ここは観光地であり東大寺などが閉まると皆京都や大阪などに帰ってしまうから夜七時以降やってる店は殆ど無いんだとか。ならば仕方ないね。
さすがは観光地のローソン。
ふらふらうろついて夜の奈良公園で謎のピースを噛ましたら、眠くなってきたので今日は終わり。
2日目終了。