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CNMSと自律神経失調症


コロナが本格的に流行し始めた頃、私生活が大きく変わりました。

理由としては今春から予定していた同居している祖母のデイケアサービスが冒頭の影響で白紙に戻り、体と精神を壊していた母の負担も踏まえ、3月の初めに半年〜1年の目処として、勤務していた冠婚葬祭の仕事を退職し、実家で過ごすのが当たり前になった事です。

元々身体は強くない方でしたが、どちらかと言えば体を動かす仕事が好きなほうでしたので、この生活が落ち着いたらまた転職活動をして、以前勤務していた接客業へ戻るつもりでした。

違和感を感じたのが4月の初め。特に激しい動作をしたわけでもないのに、深呼吸がしづらいことと、37℃〜37.4℃の微熱が続く。
日常生活として当たり前に行っていた家事ひとつをこなすのが辛く、終わる頃にはぐったり。
それが徐々に顕著2になり、時間が経つにつれてどの体制でも呼吸が浅いということに気が付きます。

本来ならこの時点で病院へ行くべきだったのですが、持病の喘息もあり、コロナウイルスの感染を恐れ先延ばしにしていました。
もしかしたら、仕事を辞めてから増えていた喫煙が原因かもしれない、と、4月の下旬ころから禁煙をしていました(失敗したので減煙になっていた時期もあります)

体調は一向に良くなりませんでしたね。
息苦しさだけだったものに加えて、喉の奥に何だか丸い塊があるような異物感が増え、呼吸の浅さが悪化しました。自力で調べるには限界がありましたし、外出や生活に支障が出始めたこともあり、6月の初めに家族と相談しかかりつけの内科で検査をしてもらう話になっていたのですが、診察前日に持病のパニック発作が起きてしまいまして。

仲の良い方たちとゲームをして終わった数十分くらい後かな?
急に息苦しさが悪化し慌てて1階にいる両親へ伝えに行った直後、急に吐き気が止まらなくなり、玉のような汗がどっと溢れて来ました。
父に水を進められても飲めない。飲めないどころか、何だか手足が痙攣して止まらない、立っていられない。
そのままキッチンでしゃがみこみながら倒れ込んだところで、意識が朦朧とし、鮮明に覚えてる記憶は救急隊員に担架で家から出されたことと大病院のベッドの上だったことくらいです。パニック発作の憎悪で呼吸困難になってしまいました。

胸部CT(肺炎像の有無)
血液検査
腹部エコー
心電図検査

4点を行い、全て異状なしだったので処方はなく深夜に帰宅。
精神的なものだろうと思っていたものの、その後体調が良好へ向かうことはありませんでした。6月10日くらいには、もう寝たきりです。
喉の異物感は勿論、食欲不振、そしてそれまで無かった左頸部の引きつりと疲労感。
食が細くなり、全粥ですら食べたくない。
もしかして咽頭に何があるのでは、と耳鼻咽喉科でファイバースコープ検査をしたところ、喫煙の影響で多少咽頭炎は起きているものの、それが呼吸苦に結びつくほどかと言われるとそうではないと言われました。
去痰薬をもらいましたが利かず、内科での検査を進められ、17日にかかりつけの内科へ行きました。
内科では、
血液検査(肝炎含む)
甲状腺エコー+触診
胸部CT
胃カメラ検査
を行っていただきまして、
結果としてはまず逆流性食道炎の痕が残っていることと、十二指腸炎になっているということ。
十二指腸の方に白い斑点が万遍なくあるので、そちらは生検に出していただきまして、7月初めに結果が降ります。

息苦しさに関しては、4月初めが10割だとするといま現在は波はありますが3割、時々6割。
原因の一つとして確実なのが「急速な喫煙増加による慢性気管支炎」でした。
仕事を辞めてから支度で祖母の認知症ケアをしていたのですが、どうにも自覚はあったのですが、煙草の本数が異常に増えていましたので、それで気管支を傷つけてしまったのではないかということ。

ここからが肝心なのですが、私が今現在最も辛い症状について。
左頸部〜左手の引きつり
細かく言えば左後ろの首すじ〜左肩甲骨にかけてなのですが、昼間が一番症状がひどい。
強引に筋を外側に引っ張られているような感覚になり、一度気にするとそこに喉も引っ張られるような意識になって、息苦しくなる。

自律神経失調症もあるので、自己免疫をあげようと一週間前からやっと外を15分前後歩くようになりました。が、帰宅すると息絶え絶えで、改めて自分の体力が落ちていることを痛感します。
帰宅すると少ししてから入浴して血流を良くしようとするのですが、上がってしばらく経つと、地獄。
痛いわ引っ張られるわ、どの向きを向いても息が詰まる。
これが続くと、スマホを長い時間持てない。左頸部から左手の薬指くらいまでがじんわり痺れてきて、倦怠感がどっとくる。

凝るだけならストレッチで解れるのかもしれない。
厄介なのは、私が自律神経失調症とパニック症候群を持っていること。
一度マイナスの思考にはまると、ぬけ出せないどころか思考の暴走が悪化する。悪化すると、呼吸の仕方が「わからなくなる」。
分からなくなると、救急車で運ばれた日のような呼吸困難がすぐ目の前に来る。
慌てて安定剤を飲む。その場しのぎで落ち着く。

私の服用する安定剤は筋弛緩効果も強い安定剤なので、飲む頃合いさえ間違わなければパニック症候群にも首の張りにも効きます。

内科の先生に言われたのは、
話を聞いている限り、所謂首こり病の可能性が高い、とのこと。

首こり病についてはこちらのリンクをご覧下さい。

https://tokyo-neurological-center.com/blog/276/

現代の生活習慣病とも言われている首こり病ですが、
私の場合該当する原因が至る所に散らばっていました。
昔から猫背が酷く中々直すことなく今の今まで来てしまいましたが、仕事を辞め自宅で過ごすようになってから、悪循環になるような生活をしていました。

介護は母と交互に行っていました。空いている時間にストレスの発散をしていましたが、私の発散方法はスマホでのゲームでした。
長いと4時間はデスクチェアの上で背中と首を曲げていた気がします。
それまで8年、仕事をしていた人間がそんな生活をしていたら、いつ異常が起きてもおかしくなかったのかもしれません。
あらゆる可能性を調べた結果、私や家族、内科の先生が納得した病名がCNMS(頚性神経筋症候群)別名首こり病です。

コロナウイルスが落ち着いた頃に整形外科でMRI検査をしていただこうと思っていますが、
この病気はまず生活習慣の見直し、適度な運動やストレッチは勿論、姿勢改善が一番の回復への道のようなので、
復職するまでに何とか、バリバリ働いていた頃の体力と免疫を取り戻しつつ、今一番辛い首から肩にかけての激痛とさよならしたいなと思います。

最後にこれだけ。
皆日頃の姿勢とスマホを触るときの角度は本当気をつけて…!
頚椎にダメージ来ると、自律神経ガ乱れやすくなるし血行が一気に悪くなるから、体が冷えやすくなりますし、精神も崩してしまいかねないので…



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