いなくなること
汽水域境目ばかり探すから名を呼ばれると立ち眩みする
あんな人でも死ぬんやなすみません期待に沿えず生きてしまって
優劣で生死の決まる法則が伝染病に掻き乱される
方法を検索ばかりするうちは弱虫のまま見送るだけで
「負け犬」と言われなくても絶対に線を重ねて花を咲かすよ
エスケープキーを押すならデリートを 世の中のためわたしのために
輝いて輝いてなお輝いて影が消えない影が消えない
あのときの寿命をほんの少しでもシェアできたなら #あなたは生きて
虹色のディスクの中で二人とも泣いて笑って鮮やかなまま
はいいいえチャートを辿るその指が死刑を告げるいずれわたしも
さようなら生まれ変わって蝉になる踏まれることも怖くはないさ
*
今日、わたしが好きな女優ベスト3の中にいる女優さんが亡くなった。
少し前にはわたしの好きな俳優さんも亡くなった。
特に今朝の話で言うと、自分でも驚いているんだけれど、まるで自分の中から溜まっていたものを無理やり吐き出すようにして、半日くらいの短い時間に一気に言葉が溢れて来た。
去年の秋からわたしは某事務所のアーティストたちにハマっていて、毎日楽しいって思っていたし、彼らの生み出すものにも力を貰っていて、それが仕事にも影響してやりがいが出ていたところだったのに。
何だまだわたしの中にそういう気持ちはしっかり残っていたんだなって。
わたしまだそういうこと考えちゃうというか、どこか惹かれているんだなって。
そんな気持ちが言葉を吐き出す形で露見して、正直なところとても怖くなっている。
怖いと思えることは、いわゆる「大丈夫」の範囲に留まれているんだろうか。
言葉に出したことで今回は回避できているんだろうか。
少しでも自分を肯定したいんだけど、ここ最近の世の中の流れで驚くことや納得してしまうことも多々あるから、先のことなんて分からないんだよな。
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