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書く習慣1ヶ月チャレンジ Day 19 自分があまり賛成できない常識
書く習慣1か月チャレンジ、19日目の今日は「自分があまり賛成できない常識」について。
パッとは思いつかなかったのだけど、自分があんまり合わないな…と思った常識(?)があった。
それは、「連帯責任」である。
高校2年のころの話
高校2年の時、たしか文化祭だったような気がするけど、終わった後にクラス会と称してご飯を食べに行こうという話があった。
私はあまりクラスの子たちと親しくしていなかったので、参加しないことにした。
その翌日、担任がバチクソにキレている。
どうやらクラス会に使った飲食店から、あまりにも騒がしくされたとクレームが入ったらしい。
学校名・クラス名で店を予約していた挙句、店に迷惑をかけるとかアホなのか?という感じだけど、クラスの多くの人間が参加していたこともあってめちゃくちゃに怒られた。
私、その会に参加してないのに何で怒られないかんの?w
と半分聞き流していたが、次に担任が発した言葉に耳を疑った。
「今日から体育祭まで、毎日昼休みに全員でグラウンドの石拾いをすること。連帯責任として全員で行うこと。」
は????????????
なー--んで私も罰を与えられないといけないわけ??
この時は全く納得できなかった。
部活の顧問がまともに思えた
この令和の時代にクラス全員に連帯責任をとらせるとかどっかから怒られそうだけど、私が高校生だった10年以上前はまあそんなこともあるか…という感じではあった。
しかし納得はいかない。
私は部活の顧問に話をしに行った。
部活の顧問は、英語の教師によくあるちょっと常識から外れたタイプの変わり者だ。
いきさつを話して、私も石拾いに参加しなければならないのか?と訴えた。
彼女は、「そんなのおかしい、○○はその場にいなかったんだからそんな連帯責任なんて参加する必要ない。」ときっぱり言い放った。
続けて、「体育祭の準備のために部活のほうを優先する、と言いなさい。担任の○○先生には私から言っておくから。」とも言ってくれた。
変わり者過ぎて普段は彼女の言動が好きではなかったのだが、この時ばかりはまともに話が通じる大人がいた、とホッとしたものだ。
私の個人主義の始まり
もともとあまり協調性は持ち合わせてないほうだったが、この時以来ますます連帯責任という言葉と概念が嫌いになった。
同じクラスだったってだけで、不利益を被らないといけない理不尽さ。
こんなのおかしくない??
孤立していたわけじゃないけど、クラスの多くの子たちから距離をとるようになった。
私の個人主義の始まりはここからだったのか、と10年以上たった今、こうして書いているうちに気付かされたわけである。
ということで、自分があまり賛成できない常識「連帯責任」についてのお話でした。
今の学生の子たちが同じ思いをしていないことを祈りたい。