不安は自分が作っている
最近、やたら不安になる癖が戻ってきた。
その昔、やたら不安症だった。
自分が何かすると誰かが怒るとか思っていたのは子供の頃で
最近では、自分のせいで誰かが傷ついているんじゃないかとか勝手に作り上げて勝手に自分を責めていた。
そんな私も自由になった時期があった。
それは誰も知らない場所へ行っていたときだ。何をしても誰にも何も言われない。自由だ。誰の目も気にすることなく行動できる。
それで思い切り調子に乗った。
誰からも何も言われないから思う存分自由にできた。
でも、それも知人が増えると減っていく。まるでつるべ落としのようだ。
どっちかが上がるとどっちかが下がる
心のバランスを取るためにどうしたら良いのか、考え込んだ私に「そんなこと考える必要もない、自分は自分」と言っていたのはもう一人の私だ。
そんなことはわかっている。
思考癖というのはそんなに急に変わるわけではない。薄皮を剥ぐように少しずつ変わっていくものだ。
急に変わったら、やはり急に戻る。
でも、気がついたのは「癖」は所詮癖でしかない。
ならば、良い癖をつければ良いんじゃないか。
上書きをしてしまえ!
自分の中でそう叫んでいた。
自分を痛めつけるのも自分。大事に扱うのも自分。
全ては自分にかかっているのだ。
誰の目も気にせず、生きていくことはできない
それを受け入れてしまえば誰も知らない場所に行かなくても気にならなくなる。
人生なんてそんなもんだ。
あっさりとそう思えるようになったのは、不安になってもそれで良いんだと思えるようになったからかもしれないな。