これが私の生きる道
比較的動きがあるほうが好きな50代後半
これまで生きてきた中でこれほど「思ったことが叶う」ということを実感したことがあったでしょうか。
昔から欲しいものを手に入れることや、自分が思った通りに事を運ばせるのがうまい人って、クラスに一人はいたような。
でもそれは、何かしらのテクニック(例えば言葉巧みに人を操るとか)があってこそだと思っていたのですが、半世紀以上生きてきた私が最近感じることは「思うことで叶う」のが早いってこと。
思うことで願いが叶うことは何度も経験してきました。しかし今までのそれはどこかしら「執着」にも似た思いで自分の行動を支配し、無意識のうちに周りに影響を及ぼしていたからではないのかなと思います。
そして、いま願いが早く叶えられるようになったのは、叶えたいことの中身が変わってきたこともあるのかもしれません。
今から10年前、突然現れたパートナーとの出会いで私の人生はそれまでと180度変わっていきました。それまでは我慢していたことや無意識に避けていたものを自分の興味の範囲でどんどん取り入れるようになり、そして経験することも増えていきました。
参加するコミュニティも増え、友達も増えていったのもこの頃。今までだと決して交わることのないであろう場所の人たちのとの交流は、舞踏会の時だけ着飾って出かけるシンデレラのようで、12時の鐘が鳴ると元の姿に戻っていく自分がいたのです。
新しい場所での活動は楽しくて、キラキラした人たちとの交流も自分がその中にいることで自分自身が変わっていったような気になっていました。でもね、私自身は元々自然が好きだったり、とても臆病者だったりで、表現している自分自身との乖離が激しくて苦しかったことも。
本当の自分はどうしたいのか、わからないままに過ぎた10年
還暦を前にしてまた動きがあり、とある田舎町に引っ越しをすることになりました。そこで得たもの感じたことをつづっていこうと思っています。
まずはここに来るのに叶ったことは「動いた」こと
「思ったことが叶うのが早い」というのは、日々の中で少しずつ蓄積していた小さな不満や不安を「動く」ことで解消しようとしていたわけで、強く「こうしたい!」「これを叶えたい!!」と思ったわけではありませんでした。
ただただ、この現状をどうにかしたと思っていたら渡りに船で、あれよあれよと、思い通りに事は進み現状へ
ただ、場所は「思いもしなかった」所でしたけどwww
これには私だけでなく、家族の思いも乗っかっていて、パートナーにとっても良かったようでした。ただ一つ私の仕事においては少し不便になりましたがそれはまた、違った角度で「これでよかった」と思えることもありますので、結果オーライ。
で、引っ越し後の持て余した時間で何をしたかというと、自分の生きる道の見直しでした。ちょうどパートナーも今後のことを真剣に考えていたようで、それぞれが自分たちについて考え、それを目に見える形にしてすり合わせ、今後(老後)の話に。
二人で考えるのは終の棲家だったり、親のことだったりですが、住む場所がそれに大いに関わってくるので、そこははっきりさせておかないと。
でも何より、私自身が「どうしたいか」「どう在りたいか」ということをもう少し深堀してみたいと思う。
今はここにいることを受容れ、この地でどうやって生きていくかを模索するために、一度リセットしようと思います。
人の思念でのコントロールからも解放され、自分自身で生きていくと腹を括ればそれなりの道が用意されているだろう。
この地に来たことでそれに気づかされたのでした。
こうでないといけない、これが当たり前だ、こうしないと痛い目に合う、これをしないのは邪道だ
いろんな意見を聞かされ知らず知らずにコントロールされてきた人生を一度リセットして「自分の意志」で動きたい。
受動的ではなく能動的に自分の意志で動くことを決めた。
まずは第一歩「動きたい」と思ったから不意にかなってしまった願いに乗って、私は「自分の生きる道」を記していこうと思います。
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