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好きなものを好きと言える時代へ

「好きなこと」を主体にすることは一見「趣味」のように思えるかもしれないけれど、実は長続きする秘訣になるのだ。

それが仕事だとしても、好きなことをやっているという自分の認識が自分自身の行動を変えていく。好きでもないことを仕事だからやっているという人は、切り替えが早いのか割り切りが良いのか、どちらかだと思うのだ。

昔、恋愛観について語られていた都市伝説のようなものがあった。
「恋愛と結婚は違う」

恋愛は本当に好きな人で、結婚はただ好きな人とじゃ長続きしないというものだ。そこには経済的なものや日本独特のお家制度があり、身分が違えば一緒に慣れないなんていう古臭い考え方もあったりした。

今は、そんなことを言う人も少なくなり本当に都市伝説のようになってしまったが、経済的なものを考えるとどうなのだろうと考えてしまうのは、私がまだまだ昭和の頭だからかもしれない。

でも、好きでもない男と一緒になるよりはやはり大好きな人と一緒になる方が長続きするのは当たり前のことのように思える。

恋愛だけじゃなく、仕事においても同じだと思っている。お金のために好きでもない仕事をしているといつか「嫌い」になってしまうことがある。

少なくとも、やっている間に好きになれる仕事の方がまだ良いと思う。もしも、お金のためだけにやっていて、本当に嫌いになってしまったらその仕事は続けていけるのだろうか。

人には「感情」がある。その感情はただ自分が思っているだけじゃなく、周りの人にも影響を及ぼす。嫌々やっていることってわかりませんか?

なぜわかるかと言うと、人は常に信号を発信しているから。人間の持っている細胞は細かく振動していて、それは周波数となり波動となって周りに影響していると言うことなのだ。

だから、もしもお金のためだけに結婚して、好きでもない男と一緒にいるとよほど鈍感な男でない限り「自分のことが好きじゃない」と言うことはバレるのだ。それでも割り切って一緒にいてくれる相手ならそれでも良いけど……。

仕事も恋愛も割り切っていけるならそれはそれで良いと思う。だけど、もしも気持ちを偽って、楽しくもないのに楽しいとか、好きでもないのに好きとか言わなければならない場面があったとしたら、そこからは即刻逃げるべきだ。

思ってもいないことを言うことは自分に嘘をつくことであり、周りを騙すことだから。それに気がつかないと思っていたら大間違いで、自分の言っていることと思っていることの違いは「違和感」となってその周波数がその人から発信される。

それは、もう間違いなく気持ち悪いものでしかない。正直に素直になることは、どんなに綺麗な言葉よりも相手の心に入っていくのだ。誰かに思いが伝わらないと嘆いている人がいたら、そこを見直すと良いかもしれない。

素直に正直になれるとしたら、そこから先の人生が明るいものになっていく。ならば私はそっちを選びたい。

好きなものを選ぶことで、たとえその時は不利益が生じたとしても、そんなものは長い人生でいくらでも取り戻せる。これからはそんな時代になっていくと信じている。

物質の世の中から、情報や感情の時代へ。正直に好きなものを好きと言える自分でありたい。

そして確実に「好き」に囲まれていると変わっていける。そんな人が集まってきて快適になっていく。そして、それを作るのも自分自身なのだ。

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