AIを活用して推しとカラオケを楽しむ方法(前編)

推しがいる人なら一度は夢見る「推しと~したい」、「~」部分に「カラオケ」と入れたい人だって少なくないと思うんです!
え?「AI」に興ざめ?なら「バーチャルな推し」と言えば抵抗は少ないのではないでしょうか?元々推しがバーチャルなケースも多いことですし。でもどうやって?ではさっそく考えていきましょう!
※実際は法律上の問題が山積みですが推しさんが著作権を認めてくれた世界線で考えてます。折角の著作物がAIに、ってことばっかりじゃなくてポジティブなこともあるよ!っていうことに気づいてもらえるとうれしいです。

1.イメージ設定
あなたはまず、推しとどういうスタンスでカラオケを楽しむか設定してください。友達や彼氏とカラオケを楽しむように一緒に楽しみたい?それとも1ファンとして極上のファンサービスをして欲しい?畏れ多い、などと言わずに、まずは思い描いて、そこから分岐が始まります。
ここでひとつだけ前もってお伝えしたいのが、Zoomで画面上に来てもらうようなかんじなので、身体的イチャイチャはできません(下ネタトークしたり耳元で甘い囁きをしてもらったりならおk)。そこは流石に推しにだってイエス・ノーの権利がある、と思うようにしましょう。
シチュエーションによっては推しのいるお部屋の設定もしておく必要があります。コンサートのステージで歌ってもらうことや、同じ場所にいる感じを強めるなら、カラオケボックスを背景にすることもできます。お部屋におもてなしのデコレーションをするのも楽しいですよね。カラオケのはじめに、「こんなに自分のためにしてくれたんだ」というリアクションを楽しめますし。ただしリアルの推しの部屋に似せるのはほどほどに。特定班とかいますが、大切な推しのプライバシーは尊重すべきです。
3次元の推しの場合、実写の他に2次元のリアル調とアニメ調という選択肢があり、個人的にはアニメ調がおすすめです。なぜなら現実世界に寄せすぎると却って「なんかおかしい」というボロが目につきやすいからです。ですが、たとえばクレーンゲームでゲットした推しのデフォルメぬいぐるみと一緒にお出掛けするとき、そうしたことは考えませんよね?一緒に推しとカラオケを楽しむ、という目的を達成するには、推しがぬいぐるみ越しに来てくれた、とこちらが感じる方がストレスが少ないといえるでしょう。もっともわたし個人の意見ですので、ここでは「選べるよ」ということだけ伝えておきます。

2.データ収集
まずは声。合成音声が作れますが楽曲を出している推しであれば息継ぎの音なども入れるとよりリアリティが増します。
一緒に楽しみたいアナタは、テレビやYouTubeで推しの身近な人(グループの仲間など)と交流しているときの話し方、ファンとして接して欲しいアナタはコンサートや公式SNSでの話し方を主なデータセットとしましょう。
カラオケなので推しの歌の好みのリサーチは必須…まあ、推しなのだから知ってますよね?推しの年齢が高めの場合、青春時代を過ごしたであろう頃の流行歌とその頃の推しをリンクさせておくことです。「わあ、懐かしい!この頃自分○○してたんだよねー」って会話ができるように。
もっとカラオケのときのシチュエーションを考えていきましょう。Zoomカラオケですから、飲み物や食べ物は推しが自分で用意する…つまり好きな飲み物食べ物はもちろん、飲み方食べ方も学習させる必要があるわけです。季節に合わせて、いくらクーラーを効かせていても夏は冷たいもの、冬はあったかいものを人は好むことも忘れずに。あ、でも冬にアイス食べる推しならそれを反映させて。誕生日をお祝いするならケーキは写真をとっておくと、推しと同じバースデーケーキを食べられますよ!
アイドルの推しなら踊りも覚えてもらうと一緒に盛り上がれます。推しの物事の説明や教え方を学習させれば、踊り指導だってしてくれます。

さて、ここまでは推しのバーチャルバージョン作成の話でしたが、次回は推しをカラオケボックスに召還する話をしていきます。よろしくお願いします!

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