バルセロナ&ローマ9日間(5)ローマ発→カタール乗継ぎ→成田着
2023年7月の新婚旅行の記録、5記事目(最終回)です。
この記事ではローマから成田への帰路についてまとめます。
朝食でパニーニとカプチーノ
旅行8日目、ローマ滞在の最終日。お昼前には空港に向かわないといけなかったので、ローマ市内で食事ができるのはこの日の朝食がラスト。
ホテルの朝食はごく簡素なメニューしかなかったので、ローマ最後の思い出作りも兼ねてテルミニ駅周辺の飲食店で朝食をとることにしました。
訪問したのはテルミニ駅から徒歩約10分ほどの所にある「PITSTOP」。
小ぢんまりしたアットホームなお店で、席は店内にイスが5席くらいあったのと、屋外にテラス席が3テーブルほどありました。立ったままコーヒーだけサッと飲んでいく方も多かったです。
私達が訪問した朝8:30ごろは既にテラス席が満席だったので店内のイスに着席。
そしてパニーニ(3.5ユーロ/約550円)とカプチーノ(1.2ユーロ/約190円)を注文。今回の旅行では、カタールの空港でもバルセロナでもローマでも、飲食代が日本より高いな〜と思っていたのですが、こちらだけは唯一お手頃価格。
しかも、そんなお手頃価格なのに味はとても美味しい!パニーニはパンの焼き目がカリッと香ばしいし、具はジューシー(トマト・モッツァレラ・ハム・バジル)。イートインの席数が少ないのが難点ですが、おすすめのお店です。
スーパーでお土産を購入
朝食後は、テルミニ駅の駅ナカスーパー「CONAD」でお土産選び。
一番の目当てはクノールのリゾット(2.46ユーロ/約390円)で、そのほかにCONADオリジナルのリゾット(1.82ユーロ/約290円)、レモン飴(3.9ユーロ/約615円)、ヌテラのビスケット(0.8ユーロ/約125円)、ポケットコーヒー(2.99ユーロ/約470円)を購入しました。
ちなみにレモン飴とポケットコーヒーはフィウミチーノ空港でもたくさん見かけたので、もしローマ市内で買い忘れた場合は空港内で探してみるといいと思います。
ローマ発のフライトで帰国へ。空港でストライキあり
この日に搭乗予定のフライトは16:35発。通常なら空港には3時間前くらいに着いていればいいのですが、私達がフィウミチーノ空港に着いたのは約5時間前の11:40ごろ。
なぜかというと、前日に旅行代理店から「明日は空港でストライキが予定されている」というメールを受け取っていたからです。私達が搭乗予定の便は(そのメールの時点では)運行が保証されているが、混雑すると思うので空港には早めに行ってくださいとのことでした。
12:00ごろに航空会社(カタール航空)のカウンターに行くと、搭乗客のチェックイン待ちの列はあるものの職員は誰もおらず。20分ほど待っていると職員が数名やってきて、チェックイン待ちの人達に口頭で何やら説明をし、チェックイン作業を開始。
その時の口頭の説明は英語で、私達は全く聞き取れませんでしたが、唯一「ストライキ」というような単語はわかったので、おそらく今日ストライキが起こっている旨の説明をしていたのだと思います。
ちなみにチェックインカウンターでは下記の写真のような、ストライキに関する説明の紙が置いてありましたので、これを口頭で言っていたのではと推測しています。
Google翻訳アプリで日本語にしてみると、ストライキの影響でお客様のフライトに遅れが生じる可能性があります、などと書かれているようでした。
私達は12:30ごろにチェックインでき、私達のフライトに関しては遅延や欠航も無く当初の予定通り運行予定とのことでひとまず安心。
搭乗予定時刻が15:35でだいぶ時間があったので、ランチや空港内散策で時間を潰すことに。
フードコートでサーモンのベーグル(7.9ユーロ/約1,250円)とペットボトルのコーラ(3.9ユーロ/約615円)を購入。
搭乗ゲートに向かう途中ではジェラート屋さんを見つけたので、最後の思い出に食べることに。
その後に搭乗ゲートに向かい、15:50から搭乗開始、17:00ごろには離陸しました。当初の離陸予定は16:35で、30分程度の遅延なら日常茶飯事だと思うので、ストライキの影響はほぼ受けずという嬉しい結果に。
そしてここから乗継ぎ地のカタールまで約5時間のフライトです。
機内食1回目は柿の種とドリンク。
機内食2回目はチキンを選択。お肉はお米の中に埋まってました。
カタールで乗継ぎ
現地時間23:10ごろにカタールのドーハ・ハマド国際空港に到着。
次のフライトの搭乗予定時刻まで2時間ほどあったのでスタバでお茶。
ドリンクの購入は夫に任せて、私は席に座っていたのですが、ドリンクを持ってきた夫が「知らない女性におごってもらった」と言ってビックリ。注文時にデビットカードの決済エラーで手間取っていると、後ろに並んでいた中東系の女性が代わりに払ってくれたとのこと。
現金で女性に返金したかったけど、ごくわずかなユーロと日本円しか持ってないし、ATMで引きだそうにもその女性が使う通貨が不明だし…と思っているうちに女性はいなくなってしまいました。。空港なので、もしかしたら女性の搭乗時間が迫っていた等の事情があったのかもしれません。
こういう状況で言語も通貨も違う相手と即座にコミュニケーションを取るのは難しいですね。せめて私たちが英語を話せれば。。ドリンクはありがたくいただき、自分たちも誰かに良いことをしようと誓ったのでした。
カタール発のフライトが2時間遅れで出発
深夜1:00ごろに搭乗ゲートに向かい、2:00から搭乗開始。
離陸予定時刻は2:05だったので、少し遅れてるけど許容範囲かな…などと思っていたら、なんと機材トラブルでなかなか出発せず。約2時間後の4:05からやっと機体が動き出し、4:25に離陸しました。
離陸前の飛行機はエアコンが効いてないので、待っている間は蒸し暑かったです。が、飛行機は安全第一なので、出発前に機材トラブルを発見・対応してくださった方々には感謝です。
明け方の離陸だったので窓の外の朝焼けが綺麗でした。
機内食1回目はミートボール。お肉の味付けがしっかりしていて、かつ、白米が日本のお米っぽくて自分好みでした。デザートはヨーグルトにいちごソースがかかったもの。
機内食2回目はスパイシーチキン。こちらはかなり美味しい!と思えるものでした。デザートはムースにマンゴーソースがかかったもの。
成田空港に到着
日本時間20:30ごろ、成田空港に到着。
入国は無人ゲートでパスポートと顔を読み取り、荷物検査は無し。預け荷物もすぐに受け取ることができ、とてもスムーズに入国できました。
預け荷物は、ストライキが起こっている最中のローマの空港で預けたものだったので、ちゃんと成田で受け取れるのか心配してましたが何事もなく良かったです。
最後に
バルセロナ&ローマ9日間の旅の記録は以上で終了です。
出発前に心配していたスリ被害や飛行機の大幅遅延・欠航などは無く、全体的にとても順調な旅だったと思います。
また、日本帰国後の翌日は丸一日お休みだったので疲れを取ったり旅行中の洗濯物をしたりと家でゆったり過ごしました。コロナ禍前に海外旅行に行っていた時は、帰国直後に空港から勤務先に直行して仕事したりなど弾丸旅行も多かったですが、体力の限界でミスが起きたりしましたので、今後の旅の計画は「旅行+丸一日お休み」をセットで考えたいと思います。
この旅の記録がどなたかのお役に立てば幸いです。