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オンライン日本語教師:プラットフォームでの値段設定と、Preplyでの値上げの方法

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オンライン日本語教師として働くと、自分でレッスンの値段を決めることができるというのが、大きなメリットの一つです。

もちろん需要と供給の関係で調節が必要だったり、実績をつけるまでは希望よりも低い料金に設定する、ということはあるでしょう。

それでも自分の意思で自由に調節できる、というのがメリットだと私は感じております。

経験を積んだら、上げていけば良いのですから。


今回は、初めてプラットフォームでレッスンを提供する場合の適切な価格設定と、Preplyでの値上げの方法について書きたいと思います。


プラットフォームでの値段設定の基本

プラットフォームでのレッスンの値段設定は、まず相場をリサーチすることから始めるのがおすすめです。

自分と同じような条件の新しい先生たちの料金を確認し、その中でも特に予約が入っている先生の値段を参考にするのが良いです。


プロフィールを充実させ、価格は相場に従って様子を見て、数人の学生からレビューをもらうことを目指します。

はじめに実績もレビューもない状態では、学生も「この先生に連絡してはたして満足なレッスンが受けられるだろうか」と思い、ハードルが上がります。

逆にレビューが増えると信頼度が上がり、次第に料金を引き上げることが可能になります。


料金設定の段階では、安すぎず高すぎずのバランスが重要です。

例えば、2024年7月時点でのPreplyでのおすすめの初期価格は、9ドルと初期設定の画面に買いてありました。

実際に日本語チューターを検索してみると、紹介ビデオやプロフィールの雰囲気がよく、学生から予約が入っている新目の先生で9ドル設定にしている人がちらほらいました。

まずはNewのマークがついているうちに、レビューを集めることが目標です。


相場を確認して、経験を積むことができ、学生も手軽にレッスンを試せる価格に設定するのがおすすめです。


値上げの必要性について

オンライン日本語教師としての経験を積むにつれて、授業料を上げる必要性が出てきます。

そのとき、学生たちとの信頼関係を壊さないように早め早めのわかりやすいコミュニケーションを心がけることが大切です。


ちなみに、日本語教育に対する知識と経験が増加するにつれ、授業料を上げることは自然なことです。

日本では、「値上げ」ときくとネガティブなイメージが真っ先にでてくるかもしれません。

ただ欧米の文化では、スキルのある人に対して正当な代価を払うという感覚が一般的であるため、必ずしも「値上げ=悪」という捉えられ方ではありません。

むしろ値上げを伝えると「先生のレッスンなら料金を上げて当然だ」と肯定的に受け入れてもらえることだってあります。


Preplyのプラットフォームで授業料を上げるには…

Preplyのシステムで、値上げについて少し注意が必要です。

それは、値上げをしても既存の学生のレッスン料は初期のまま変わらないということです。

「料金」を変えただけでは、新規で問い合わせる学生のみ、表示される料金が変わるのです。


既存の学生のレッスン料金の値上げをするためには、個別に連絡を取って値上げの通知を行う必要があります。

通知する際には、自信を持って理由を明確に説明しましょう。

例えば、メッセージでこのように書くとよいです。

「いつも日本語を熱心に勉強してくれて嬉しいです。これまでPreplyで多くのレッスンを教えてきたことで、さらに質の高いレッスンを提供できるようになりました。そのため、〜月〜日から〜ドルにレッスン料を改定させていただきます。今後もより良いレッスン提供のため努力を続けます。」

理由を書くことで、伝わりやすくなります。


また値上げの通知は、余裕を持って行うことが重要です。

突然の値上げは学生に驚きと不安を与え、信頼関係を損なうことにつながる可能性があります。

だから少なくとも1ヶ月前には知らせておくのが理想的です。

また文章と対面と、両方で伝えるようにしましょう。


連絡が終わり、あらかじめ伝えた期間になったら、Preplyではまた必要な手順があります。

Preplyのウェブサイトから学習者のページに移動し、「価格変更」のボタンを押します。

ここから新しい値段が設定でき、自動的に学生に承認を求めるメールが送られます。

Preplyの公式ページに、価格変更の詳細な手順が説明されていますので、参考にしてください。

〈How to change the price?〉

少しややこしいですが、一度やり方に慣れてしまえばできるようになります。


ちなみに、値上げすることに関して、変にビクビクする必要はありません。

値上げを行うことで、「これまで以上に質の良いレッスンをしよう!」と教師のモチベーションが上がり、結果的に学習者にとっても良い学習環境を提供できればよいのです。


スキルを積むごとに授業料を適切に設定し、自信を持って値上げを行いましょう。


まとめ

オンライン日本語教師としての値段設定は、自分のスキルや経験に応じて適切に行うことが重要です。

初めは相場に従い、レビューを増やして学生との信頼を築いていく時期が必要です。

逆にたくさんレッスンを行って経験を積んだら、値上げをすることも必要なステップです♪



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