明日が当たり前に来ない時もある。
我が家は、10年前に長男を事故で亡くしました。
普通にお友達と歩道を歩いていただけなのに、飲酒運転の車にあっという間にひかれて、お友達と一緒にお空に行ってしまった。
いつもの様に、高校遅刻しながら行って、近くのスーパーのお肉屋さんでバイトして、友達の家に遊びに行き、自転車を取りに行っている時だった。
いつもの日常だった。
私が、彼らから教えてもらった事があるとすれば、
「明日が、当たり前に来ることはないということ」
人生には、思いがけない試練ってあるんだな。っということ。
涙も枯れはて、真っ暗な悲しみの中からの這い上がり。
彼らの事故 依頼、後悔しない生き方を
一生懸命考えて生きる。
あっという間に人生が変わるのは、
今のコロナウィルスでも感じる事で。
だからこそ、今を一生懸命生きよう。
もしかして、
明日が来なくても後悔しないよう、
出来る事を必死にやってみる。
その中で私にやれる事といえば
「ありがとう」と「ごめんなさい」を
今日のうちに、頑張って伝えていこう。
明日で、いいや~って思わずに、
今日、伝える、努力をしようと思って頑張っている。
不思議とご縁が広がって、
長男の事故の前から立ち上げた、
NPO法人はぁとスペースで活動している。
看護師しか、経験がない私の人生も
一変し、講演や、営業、挨拶まわりから、資金繰りにあちこち、たくさん頑張っている。
活動も10年を迎え、色々な事に挑戦出来た事に感謝しかない。
一人では、とても無理だっただろう。
たくさんの皆さんのおかげで、笑顔の時間も増えていく。
不思議な人生の巡り合わせに、これからも不安がたくさんあるけど、やるしかない。
時々、お空を見上げると不思議といつも飛行機雲が真っ直ぐ伸びて。
母さん、今のままで大丈夫!って言われてる気がして頑張れる。
命をかけて彼らが教えてくれた事だから、やっぱり色々伝えていきたい。
自分の命も本当に大切。
でも、もっと大切なのは、他人の命。
自分の命も他人の命を大切される。
そんな当たり前の社会になれば、飲酒運転や暴走運転などの事故も無くなる。
そう、被害者にも加害者にもならない世の中になりますように。