8.箇条書きにしたものを、ピッチ用資料に書き込む(似たようなフォームがあればそれを活用してもOK)
【社会起業家・政策起業家になるための禁断のリスト100選】
1日1つ。社会起業家、政策起業家になるためにやることリスト100選を書き続きます。月曜~金曜に配信します。※土日はお休みします。
100リストあるので約3カ月~4ケ月で説明が終わるかと思います。待ちきれない場合はダイジェスト版をUPしているのでそちらをご覧くださいね。
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8.箇条書きにしたものを、ピッチ用資料に書き込む(似たようなフォームがあればそれを活用してもOK)
ピッチ用資料を添付しておきます。
この専用用紙を見た方は「え?これでピッチ用資料になるの?」と不安を抱くかもしれません。既に起業をスタートした方にとっては物足りない資料に感じるかもしれません。
でも、この段階ではこれくらいシンプルでいいです。
起業家というのは、まず行動を起こすことから始めないといけません。これからどうやって動けばいいのか分からないうちに、資料作りに時間をかけるよりもまずは人に会ってアドバイスをもらう事を一番に考えてください。
もちろん、色々と言われますよ。「この資料じゃ伝わらない」って言う人もいるかと思います。「収支計画(お金、予算)どうなってんの?」とか言われると思います。
でも、「何かやりたい!」と思っている時の気持ちを行動に移そうとするときに、お金の話っていらないんですよ。これをやっちゃうと気持ちが削がれます。
プレゼン能力が高い人は、この段階から既に資料を持たずに説明だけで人を巻き込むことができますが、これは経験がないと難しい。
それならば、話さなくても一瞬で伝わる資料を用意しておく方が、少しは安心だと思います。このピッチ用資料は、これから人に会ってアドバイスをもらうための名刺だと思ってください。
思いはたくさんあふれるかと思いますが基本は5枚以内を目指してください。
では、相談が多い私の立場から。本音を書いておきます(こんなこと言ったら、もう相談すら来なくなると思いますが(笑))
「相談を受ける人にとって、まだ具体的な計画も固まっていない人の話を聞くのは結構しんどい」
初めて会う人の場合、最初の段階で疲れるタイプの人を書いておきます。普段はこういう事って言わないですよ。皆さん優しいから。そして、その後気づかないようにフェイドアウトする方も多いです。
だから、そうならない為にも、今から書くことを参考にしてみてください。
1.話が抽象的
2.私と話をする事だけが目的(結局相談する気がない)
3.自分の事が分かっていない(強みとか弱み、これまでの経歴※やってきた事や実績)
4.現状に対する不満(今勤めている会社とか)を延々に話す
5.話が長い
6.自分の置かれている立ち位置を理解していない(競合などのリサーチをしていない)
正直、資料内容について複雑に書かれていてもゆっくりと見る余裕はありません。
初めての相談の時に見るポイントって大体決まっているんですよ。それ以外の事にはあまり興味がないです。
まず、無駄な事を書いている時点で「ああ、この人って話の仕方を分かってないな」って思って、それ以上アドバイスをするのを辞めます。
あ、付け加えておきますが、本命の人への相談はまだこの段階ではしないでください。せっかく色々な努力の末に本命の人に会えたとしても、プレゼンが下手過ぎて、二度と会ってもらえなくなったら悲しいですから。
今回のピッチ用資料は、その前の前段みたいなものです。本当に名刺みたいなものです。本当は直ぐにでも話を聞いてもらえるようなピッチ用資料を紹介したいくらいなのですが、起業を始めたばかりの人がそういった資料を作り込むのはほぼ無理です。
このピッチ用資料は、相談相手からアドバイスを引き出すための元となる資料なので、できるだけシンプルに簡潔に。
まずは、盛り込みたい内容を全部そぎ落として、ピッチデビューの時に必要なものだけを資料にしました。できたら相談の時間も1時間くらいで終わるのがベストです。最初の印象で次からも関わってもらえるかが変わります。
驚くほど簡単です。でも、これだけ書いてくれたらアドバイスできます。
多分、参考のピッチ用資料を見たら勇気が出ると思います。
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