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第2章 なぜみやこやをつくったのか_地域包括、在宅支援という考え方そして課題①
今回は、「地域包括ケアシステム」というど真ん中のお話をしてみます。
今、ワタシマチメソッドでは「地域包括ケアシステム」の勉強会を行っています。なぜ勉強会をしているのかというと、地域包括ケアシステムについてあまりにも幅が広すぎるため、立場立場で発信する事が違っており、知らない人は益々混乱をするという状況になっているからです。
地域包括ケアと絡めて使われるキーワードってたくさんあります。
共生社会、共生型、自立支援、介護予防、介護保険、町づくり、コミュニティ、AI、医福連携、防災 etc・・・。
どれも間違いではありません。ただ、全体がを理解できた上での発信をしないと、受けて側は全く理解ができないという事になります。
そこで、地域包括ケアシステムについての全体像を30分ほど話して、後は各それぞれの立場から「包括システム」について語ってもらう。というスタイルを取っています。
さて、地域包括ケアシステムはうまくいくのか?
これは既に全国各地でも色々な意見が出始めていますね。やらなければならないけど、現実的には無理よね。というのが一般的な意見。
しかし、この制度はよく考えられており、しっかりと理解をできるとやはり、一番理想のシステムになるんですよ。
中心人物や、キーマン、仕掛け人のことはおいといて、この仕組自体はとてもいいものなので、後は現場レベルでどこまで理解し仕組化できるかが今後の鍵になると思っています。
包括システムを完成させようと思ったら、一人では絶対にできませんね。だからこそ、今この勉強会を定期的に行い、共感してもらえる人たちを募りながら理想の社会を目指していく。そんな活動を行っています。
前置きが長くなってしまったので本題は次の日。