社会起業家・政策起業家になるためのリスト100選
これから社会起業家、政策起業家になりたいと思っている人の為に「社会起業家・政策起業家になるためのリスト100選」を公開します。
全国で活躍する一般的な政策起業家や社会起業家と違い、地方の政策起業家は地域の関係性を作りながら上手に立ち回りしていくことも大事で、この辺りのノウハウを教えてくれる人がいないらしく、実は県内外から色々な社会起業や政策起業の卵さんが相談をしに来てくれます。
「本当に相談に来るの?」「一体何やっている人なのよ?」と思われる方は「長友宮子」で検索をかけてみてください。私に関係する記事が出てくるかと思います。
私は実践家なので、コンサルティングのようなお仕事はうけていないため、オフィシャルの場では「相談受けます」だなんていわないのですが、誰かが誰かに私の事を話して、誰かの紹介で会うというパターンはかなり多くて、私も次世代の未来の為に可能な限り相談に応じてきたのですが、もう対応できるキャパを越しており、それならばと「社会起業家・政策起業家になるためのリスト100選」を公開することにしました。
これによって、私の相談を待たずに一人でサクサクと社会起業家や政策起業家の階段を上がってもらえたらと思っているところです。
社会起業をしたいと思っていても、どうやって進めたらいいのか分からないですよね。
色々と夢は膨らむけれど、現実的にどうやったらいいか分からない時は、これに沿ってやってみてください。
これまでアドバイスしてきた起業家の卵さんの多くは、1~3年くらいで、メディアに取り上げられたり大きな助成金がもらえたり、講師依頼が増えたりと変化してきました。相談内容の多くは類似しているので、アドバイスも大体同じ内容のものを紹介しています。
今回は、まず100項目一気に紹介します。
とにかく何も考えずに、こちらのリストに合わせてやってみてください。
色々な難しいビジネス用語やスキルの表現は使っていないので、起業を始めて数年たっている方は不安になるかもしれません。
きっとこのリストを見ながら「ええ?このやり方は流行らないんじゃない?」「社会起業ってそんなことでできるの?」って思うかもしれない内容も入っています。
でも、だまされたと思ってとにかく全部やってみてください。
途中から次第に、変化が表れてくるはずです。
実際、これまで相談に訪れた方の多くはこれらの100選の半分くらい達成する頃から変化が現れてきました。80項目を終えるころには想像を超える世界が広がっているはずです。
そして、このリストを達成する頃には、もっとやれることが増えていると思います。そしてそこから社会起業家への道が広がっていきます。
是非、取り組んでみてください。
今回はダイジェスト版なので、細かな説明は書いていません。
今、それぞれについて解説付きのリストを書いているので、終わったらそちらもUPします。
今回のリストでやれそうな部分から一気に進めてもらえたらいいかなあと思います。
では、いきます。
<やりたい事や思いを整理する編>
1・やりたい事を書きだす。思いつくままに。箇条書きで。
2・そのリストを、「今は全くできる気がしないこと」「今はできないけど、やれる気がすること」「今すぐやれること」に分ける
3・今すぐやれることに期限をつける(〇年〇月〇日までに達成する)
4・やれることに取り掛かる
5・「今はできないけどやれる気がすること」について、どうやったらできるかを書き出す
6・「今は全くできる気がしないこと」について、なぜできないのにやりたいと思うのか理由を書き出す。
7・事業について、なぜそれやりたいのかの理由を書きだす。箇条書きで書き出してみる。
8・箇条書きにしたものを、ピッチ用資料に書き込む
9・ピッチ用資料を数枚プリントして常備しておく
<事前準備編>
10・Facebook開設
11・fbのプロフィールを充実させる
12・fbの日記(フィード)に活動に関する事を10記事以上上げる ※この時点ではプライベートの事はかかない
13・fbの友達申請をする。100名以上を目指す。そのうち20名くらいは自分のこれから行う活動の参考になりそうな人に申請をする。
14・X(twitter開設)
15・Xのプロフィールを充実させる
16・Xの日記(ポスト)に活動に関する事を10記事以上上げる※この時点ではプライベートの事はかかない
17・Xの友達申請をする。100名以上を目指す。そのうち20名くらいは自分のこれから行う活動の参考になりそうな人に申請をする。
18・自分専用のホームページを作る(litlinkでもいい)
19・名刺を作る。その際に必ず、SNSのリンク先を入れておく事。
20・名刺の裏に、自分のこれからやろうとしている事(事業内容)を書いておく。
<事業計画編:第1段階>
21・事業計画書を作成する
22・資金計画書を作成する
<人脈作り編>
23・会いたい人、話したい人を50人書き出す。知らない人でもいい。
24・そのリストを「今は全く会える気がしない人」「今は会えないけど、会える気がすること(紹介してもらえる人がいる)」「今すぐ会える人(友人や知人)」に分ける。
25・「今すぐ会える人(友人や知人)」に直ぐに会いに行く。
26・「今は会えないけど、会える気がする」人について、どういうルートで会えるかを細かく書きだす。
27・「今は会えないけど、会える気がする」人について、合わせてくれそうな人へ連絡を取り、相談をする。
28・「今は全く会える気がしない人」について、可能性のある方法を書き出しておく。 ※今はそれだけでOK、100選全てが終わる頃には可能性が出てくるはず。
29・行く先々で必ず名刺交換をする
30・名刺交換をした人にfacebookでメッセージを送り、友達申請をする。Fbをしていない方にはメールを送る
31・自分の住む地域で、自分のやりたいテーマのイベントに参加する
32・イベントの主催者や実行委員メンバーに名刺を渡す
33・異種間交流会に行く。3回以上を目標に。 同じ人に3回以上会うとお互い覚えるというルールがある。
34・自分の住む地域で、自分のやりたいテーマで活動をしている先輩活動家や市民活動団体に会いに行く。
35・自分のやりたいテーマには必ず全国で中心となって活動をしている人がいるので、その人や団体と繋がっておく。
36・議員と知り合いになる
37・メディアの人と知り合いになる
38・会社の経営者と知り合いになる
39・行政の人と知り合いになる
40・異種間交流会を開催する
<本を読む編>
41・初歩的な会計の本を読む
42・政策起業、社会起業の話を読む
43・貧困に関する本を読む
44・資本に関する本を読む
45・NPOに関する本
46・ドラッガーに関する本を読む(もしドラがオススメ。漫画もあるのでそれでもいい。全体像が分かればOK)
47・アドラーに関する本を読む(「嫌われる勇気」が有名ですが、長いので漫画でもOK。全体像が分かればOK)
48・アンガーマネジメントの本を読む
49・お金について、ブロックを外すための本を読む
<社会起業、政策起業をする為の行動編>
50・市民活動センターに行く
51・市民活動センターの団体登録をする
52・起業塾に行く(なるべく公的な機関が主催している起業塾に行く。商工会議所などの起業塾がオススメ)
53・facebook、X(twitter)の友達申請について、20名追加する。その際、自分が学びになる人をフォローする。
<具体的な行動編>
54・自分の事を理解してくれている人に、ピッチ用資料と事業計画を見せる
55・会える人、名刺交換をした人等に、ピッチ用資料を配る。
56・<人脈作り編>で「直ぐに会える」リストの人にピッチ用資料を見せる。
<議員さんとのおつきあい編>
57・知り合いになった議員に会いに行く。会ってくれる場所ならどこでも大丈夫です。
58・議会に傍聴に行く※議員に会うのと議会に行くのは意味が違います。
59・議会に行って、議員と話す。※議会で議員に会う事に意味があるので、議員さんに相談してみてください。
60・政党に偏らず、様々な政党の議員さんとお知り合いになる
61・いつも相談に乗ってくれる議員さんを見つける
62・議員さんリストを作成する
63・お世話になっている議員さんの応援に行く
<事業計画編:第2段階>
64・facebookやXを通して、同じようなテーマのフォロワーが発信する話や情報を常時掴む
65・自分の事業の対象者となりうる人に、話を聞く。10名くらいを目標に。
66・10名くらいの意見を元に、自分のやろうとする事業についてのニーズや課題について仮説を立てる
67・仮説を元に、アンケート調査を行う。100サンプルを目標にデータを集める(手法はネットアンケートや、書類でのアンケート等)
68・データを元に、第1段階で立てた自分の計画が本当に必要とされているのか、ターゲットは合っているのかを確認。違う場合が多いので、都度修正。
69・データについて、結果をちきんと整理し表にしておく。※関係者へ事業の説明をする際に、このデータが生きてくる
70・これらのデータを元に、事業計画、資金計画を立てる。
<資金調達編>
71・助成金情報に関するサイトを見つける(「助成金」「NPO」「市民活動」などで検索を書けると出てきます)
72・30万円くらいまでの助成金を見つけて申請をする。
73・事業を実施して報告書をしっかりと仕上げる
74・クラウドファンディングにチャレンジする。最初は5万くらいを目標にチャレンジ
75・クラウドファンディングの会社に専属としているコーディネーターに伴走してもらう
<普段の心がけ編>
76・依頼を受けたら断らずに引き受ける
77・メンターを見つける(悩んだ時に相談できる人)
78・コーチング等を利用しながら、自分の事を学ぶ
79・交通マナーを守る、様々なルールを守る 社会活動はオフィシャル化しやすいため、普段の活動に気を付ける。
80・頼まれたことは「はい」と受けるようにする 当初はこれが大事。
<プロジェクト立ち上げ編>
81・自分の思いに共感し、支えてくれる人を1名見つける
82・支えてくれる仲間に自分の思いや考えをしっかりと伝える
83・自分の思いに共感し、関わってくれる人を1名つける
84・支えてくれる人と、関わってくれる人3名で話をし、自分の思いや考えをしっかりと伝える。
85・自分の思いに共感し、楽しんでくれる人を3名見つける
<広報戦略編>
86・地域にある全てのメディアの人の名刺をもらう
87・名刺をもらったら、挨拶のメッセージを入れる
88・プレスリリースを書く
89・行政の広報室へ「投げ込み」に行く
90・繋がったメディア関係者にプレスリリースを添付して送信する。
91・相談できるメディアの記者さんを見つける
92・テレビの場合は、ディレクターと繋がる
93・新聞の場合は、部長、次長級の人と繋がる
94・プレスリリースを出せるネタを2月に1つ程度用意しておく。
<SNS活用編>
95・facebook、X共に500名以上を目指す。
96・100名以上の友達、またはフォロワーのいる人に相互フォローをしてもらう それぞれ20名以上の確保を目標
97・SNSを通して共感できる人には、県内外問わず会いに行く。
98・他の活動家の情報をシェアする
99・もらったコメントには必ず返事をする
100・何か動かしたい事がある際に、SNSを使って発信する