見出し画像

1.子ども食堂の話~県内に子ども食堂の名前が広がるまで【その3】県外の仲間達とソーシャルアクション

湯浅誠氏。今は、「むすびえ」という名称で中間支援をされていますが、当時は、

子ども食堂って何?という時代から、数か月、共に九州の立ち上げに同行し各地のキーマンを探しては湯浅さんとこれから始まるであろう「子ども食堂」説明をしにあちこち回ったのでした。

この時を機に、

・熊本
・鹿児島
・大分
・福岡

が立ち上がりました。
この時の感覚としては、

それぞれ立場の違う人たちが「子ども食堂」という名前で、一気に繋がっていく。

という現象を目の当たりにする事になり、興奮したのを覚えています。

私自身は、各地の立ち上げには同行しましたが、その後は県内の社会課題に焦点を当て、やるべきことはもっとあるということで、徐々にフェイドアウト。

この辺りはかなり激動の時期でもあります。

立上げ時期の仲間達は良くご存知なのですが、実は子ども食堂というのは、じわじわと広がったのではなく、

COJ(コミュニティオーガナイジング)という手法により、全国に一気にアクションを起こしています。

この時に、社会現象というのは、自然発生的に広がるのではなく、意図的に起こすものなんだ。

という事を始めて知りました。

実は、今から20数年前、私は「みやざきママパパhappy」という組織を立ち上げたのですが、当時、私が立ち上げた活動が数か月で一気にブレイクし、県内に旋風を巻き起こしたことがあるのですが、こういう現象を意図的に起こす手法があることをこの場で初めて知ったのです。

こういう社会現象を起こすことを、「ソーシャルアクション」ということを、しばらくして知る事となります。

さて、このCOJ研修にて、私たちは、子ども食堂を世に広げる為に東京に集められ、様々な研修をしました。この時に学んだことが、その後の私の活動人生に大きな影響を与える事となります。


栗林さんの左隣が私

東京で行われた研修を通じて知り合った仲間達とは今でも仲良くさせて頂いています。
特に、仙台の門間さんや、大分の首藤さんには本当に色々な場面でお世話になっているんですね。

各地のキーマンたちと一気に繋がれた「子ども食堂」
同時に、私自身の社会課題解決の向かう先が徐々に変化をしていきました。

◇◇◇◇◇

私は、今年度を目途に社会活動の最前線からフェイドアウトをする予定で、様々なまとめの作業に入っています。

私は息子が生まれてから約20数年、NPOの立ち上げや様々なプロジェクトのスタートアップ等をしてきたのですが、来年度より新しいステージにいくため、少しずつ活動の整理を始めています。

こちらの記事は、自分の社会活動人生の【第2章】として、私の社会起業人生の振り返りをしています。

経緯については、以下をお読みください。

第1章については、社会起業人生の初期の段階の話になるのですが、既にアメブロにて書いています。

他のテーマとごちゃまぜになっていて分かりにくいので、【第2章】の記事が書き終わったらNOTEに書き直します。

興味がありましたらお読みください。


いいなと思ったら応援しよう!