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委託事業・助成金事業を確実にgetする方法【LEVEL2 その1】_禁断の社会起業家伝授編

割引あり

ちょうど、この記事を書いているタイミングで、私の関わっている団体の委託事業に向けた企画書の打ち合わせをしているのですが、つくづく思うのは委託事業の取り方を知っているのと知らないのでは、採択率が大きく変わるなという事です。

委託事業の経験がない場合の書類は事業計画や資金計画等、なんとなくおぼつかない感じです。そういう危うさが企画書に現れてしまうと落ちる要因にもなってしまうので、しっかりと企画書を仕上げて欲しいなあと思います。

さて、委託事業・助成金事業を確実にgetする方法についてですが、このLEVEL2の記事が一番役に立つしおもしろい内容だと思って気合を入れて書いているのですが、想像以上にボリュームが出てしまったので、2回に分けて書きます。

大体、7000文字を目安に書いていますので、ボリュームが出てきたら記事を分けて書くようにしていきます。他のテーマも予定外に記事が増えていくかと思いますので、気になる方はマガジンでの購入をオススメします。

【LEVEL2 その1】では、公募事業の事情みたいなことを書いておきます。直ぐに実践をしたい人は【LEVEL2 その2】から読んでいただいてもいいかと思いますが、【その1】を読んでから【その2】を読む方が、より理解しやすいかと思いますので、良かったらこちらの記事【その1】をお読みくださいね。

なお、LEVEL2を2回に分けてしまったので、【その1】は無料にしたいところですが、禁断というだけあって、安易な拡散を防ぎたいので有料にします。単独記事は800円にしますが、シェア頂いた方は100円にて提供しますのでXでシェア頂いて購入されてみてください。引用シェアをする必要はありません。シェアだけしてもらえば100円で購入できるかと思います。

あと、無料記事も多く書きますが、拡散を防ぎたいものは有料記事にしています。特に質問の多いものを記事にまとめていきますので、少しずつ記事の量も増えていきます。通常購入の場合は3本購入するとマガジンの料金を越してしまうので、3本以上買う可能性のある場合はマガジン購入をお勧めします。

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では、前置きが長くなりましたが本題に入ります。

色々な団体の方が「今、自分たちがやりたいと思っていた事業が公募で出されているので申請しようと思っている」と相談に来るのですが、私は「ああ、それは出しても通らないよ」と言います。

公募が出された時点で相談に来ても100%通りません。本気で取りたいと思っている場合は、1年前(場合によっては5年近く前)からの相談をオススメしています。
私は狙っている事業がある場合は、3年以上かけて準備をします。
委託事業を狙っているがうまくいかないという人の多くは、公募に対する戦略が間違っている場合が多いので、LEVEL2ではそういう話を中心にしていきたいと思います。

初めに

最初の方はプロローグとして、今回の記事の説明をします。しばらく、LEVEL1と同じ内容を書きますので、LEVEL1を購入された方は「はじめに」の記事を読み飛ばしてください。

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活動をしていると、どうしてもそれに伴う人件費や経費の獲得が必要となってきます。その際に補助金や委託事業を取りたいという話になってくるかと思います。

私は市民活動センターの運営をしていたので、委託事業や補助金を取りたいという相談が多く来ていました。

補助金や委託事業の審査員をすることもあるし、もちろん委託事業の企画提案をすることも多くあります。

関係者の方は、私が委託事業や助成金事業等を獲得するのが上手いという言う事を知っていて、「宮子さんに相談してみるといいよ」と言われてやってくる人もいます。

委託事業についての採択率は90%くらい。落ちる企画書はあまり作りません。

いい企画なのに、提案書の書き方がまずくて落としてしまうという事はよくあります。

採択をされる為には比較的、企画書を作る際のテクニックが必要で、このテクニックをマスターしていないとなかなか難しいんですね。

私が書く提案書は、初心者の人にとっては違和感を感じる事があるようで、私が修正したものを再度書き直す相談者が結構いるんですよ。

でも、これだけはお伝えしておきます。

「いい提案書」と「採択される提案書」は違うという事。

団体としては、長年の活動においての思いも強いことかと思います。いい支援や活動を必要とする人たちに届けたい思いは皆同じ。しかし、それをしっかりと「委託事業採択」という結果にしていく為には、やるべき手法があるという事です。

今回、思い切って「禁断の委託事業獲得法」をお披露目することにしました。
長年書いておきたいと思っていたものです。

実は委託事業って一部の団体だけが採択されるという不思議なルールがあって、私はそういう慣習をぶっ壊したいと思っているんです。

なので、この数年間は様々な団体が委託事業をGETできるようにサポートをしてきました。でも、活動の合間にしかできないので多くの団体が採択されるには限界があります。そこで、NOTEにやり方を書いておくことで、これを読めばある程度の採択率は上がっていくようにしたいと思いました。

禁断と表現するくらいなので、あまり公の場では語られることのない手法です。
助成金の勉強会って結構多いのですが、委託事業の勉強会ってないんですよ。

あと、申請の初心者が助成金の勉強会で話を聞いたくらいでは助成金は取れません。
なぜなら、助成金や委託事業を取る際には公に言えないこともあるので、主催者としてはどうしても当たり障りのない説明しかできないからです。

今回、確実に取れる為の手法をLEVEL1~3に分けて書いてみたいと思います。

LEVELは難易度によって分けていきます。


LEVEL1は、比較的一般的なやり方になります。
採択率を上げる為には、資料やプレゼンテーションのクオリティを上げる必要があります。

補助金の場合は、200万円までであれば、LEVEL1をマスターすると大概の場合は取れるようになります。200万円規模の補助金を取りたいという団体が相談に来た時は、なるべく私が手直しをするようにしています。どんな団体でも1~2回のチャレンジでgetできるようになります。

委託事業になると、難易度が上がりますが、LEVEL1のスキルを持っておくことで、ある程度は採択されていくのではないかと思います。

恐らく皆さんもチャレンジするのは、LEVEL1の方法が一番多いかと思いますので、まずはここから説明してみます。

【LEVEL2】

LEVEL2をマスターすると、ほぼ確実に採択されます。
採択率は、90%くらいでしょうか。この10%というのは、結構稀です。落ちる要因としては他の申請団体の企画書のクオリティが相当高い場合なので、どちらかというと企画書がダメだったという理由ではない場合が多いです。

LEVEL2については、正直出すのを迷いました。
実は何度も書いては消して…を繰り返しているものです。

関係者の仲間達には伝授してきましたが、このような場で配信することは結構迷いもあるのです。
内容が結構きわどいので、捉え方によっては行政批判と受け止められる可能性もあるのと、今回の記事を書くことで、少なくともこちらに書いたやり方では私は取れなくなる可能性もあるからです。

委託事業の獲得法については、この記事【LEVEL2】が一番面白いかと思いますので、是非最後までお読みいただけたらと思います。

それではいきます。

委託事業って忖度が働いているという噂を聞いたことがありませんか?

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