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電子オルガンからピアノの演奏へ

凄いタイトルだけど、こう思っている人はいると思う~!!
何かのお役に立てば幸いです。

私は電子オルガン・・・いわゆるヤマハのエレクトーン出身です(出身というのもなんか変ですが~)。

ヤマハでグレードがある程度あっても、ピアノが弾けるかと言えば、結論は「NO」です。ここでは音の粒がそろうとか、ペダルが・・・と言う話は除いて基礎的な奏法のお話です。

電子オルガンでは右手はメロディ担当、うん、これはOK。
問題は伴奏を受け持つ左手と左足です。左足はコードのルート音・・・例えばCコードなら「C/ド」を弾きます・・いや、踏みます。左手はルート音を左足が担当しているので、Cコード/ドミソの展開系「ソドミ」を弾いてメロディーにハーモニーとリズムを添える、これが基本です。

具体的に述べるなら、4拍子のズン・チャン・チャン・チャンと伴奏したいなら、左足が「ズン」左手はコードで「チャン」を弾くわけです。
私が習っていたころは左手の指が細かく動くことは稀で(今はどうでしょうか~??)、コードを抑えて左足とのコンビネーションでリズムを作る、これが基本の奏法です。

なので、バンドでベーシストがいれば、すんなり演奏できるんですよ!
そう、学生の時はキーボード弾きでしたよ。コードもわかる、耳コピもできるのでそれなりに演奏していたと思います。

しかし~!!単独でピアノを弾くとなると、この奏法では歯が立たないのですよ。
右手はメロディ、左手でベースと和音、リズムを担当するとなると、根本から左手が変わってきます。
このハードルは高いです💦
そしてほとんどコードしか抑えてこなかった左手は、右手に比べて圧倒的に動きません!!そしてピアノは鍵盤も重い・・・。

でもね、今は調べれば何でも画面の向こうの達人が教えてくれる時代!!
左手はルート音、右手でコードの簡単な歌の伴奏から練習して、見よう見まねでぼつぼつ練習を重ねましたが、いやぁ・・・今は頭打ち(笑)

私は上記の理由から(と言い訳しておこう!)コードから読み解いて演奏するので、ヘ音記号の楽譜を読むのが極端に苦手です。今も弾きたい曲があればメロディとコードを耳コピ、あとは雰囲気で弾いていきます。すると左手のバリエーションが圧倒的に持ちネタがなくて、なんだか何を弾いてもおんなじ感じに仕上がってしまう・・・。

更なる演奏を目指すには・・・(何を目指す??)
どこまで動くかわからないけれど、訓練して動かすしかない!
ハノンもいいのですが、面白くないし・・・ツェルニー100番あたりから練習するべきなのか?私にとっては苦行となるのが予想され(笑)
そうして、私が選んだ左手トレーニングは~!

「ウォーキングベース」です!!

弾きたい!と思う曲なら完成形を夢見て練習するので、ちょうどいい!!
で、選んだ曲は、ヒゲダンの「ミックスナッツ」
私の推し以外の曲で練習するのは久しぶり!わくわくしながら取り組んでみると、超絶難しい~~~!!でも負けないよ!!

次回はどの辺が難しいのか、感想と解説を述べます~!【続く】

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あ、肝心な話が抜けていますね。
どうして久々に鍵盤を触ったのがピアノなのか?
ええ、もう一度電子オルガンでも良かったのですがね~。

電子オルガンも素晴らしい演奏と表現力があるのですが、事前に作りこんだデーターとそれを読み取る楽器(機種)が必要なんですね。
そこにある鍵盤でさっと弾ける方がシンプルですよね!
そして、電子オルガンは車のモデルチェンジじゃないけれど、機種がどんどん新しくなるのですよ(習っていたころは3台買い換えています!購入してくれた親に感謝~!)。それなりに真剣だと、それについていかなけらばならない。
10年前に時間と精力をつぎ込んだリズムや音色のデーターは、今も使えるでしょうか・・・?それらを考えると電子オルガンの選択はありませんでした。

ヤマハで伴奏付けや即興演奏など、学んだことは多々あります。
良いところは生かしつつ、これから足していきたいことは何か?と模索しながら、楽しんでいきたいと思います~!

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