さあ、仕切り直そう!
「継続」は、時に自信を持たせてくれるし、経験も得られます。
逆に、マンネリからの「思考停止」や「バイアス」も同時に与えてくれます。
そう感じた時に、
・そのまま行くか
・一度立ち止まって、そしてもう一度道筋を明確にして進むか
そのまま進むことも勇気が必要ですが、一度立ち止まって、「今を疑うこと」もかなりの勇気が必要です。
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これまで2年間。
仲間を加えて1年間。
走り続けてきた「シニア向けスマホ教室」。
延べ参加者数は1,000名を遥かに超え、地域を超えて目立つ存在になってきました。
こんな時に、いや、こんな時だからこそ、これからの挑戦が大きな意味を持つのだと思います。
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GIVEしまくった結果
スマホ教室、2年間とにかく走ってきました。
スマホの専門家でもないし、”教える”専門家でもない僕や仲間が、その名の通り「走りながら」走り方を覚えていきました。
今年の春先から参加費をいただくようになりましたが、高額なものではなく、人件費がなんとかなる程度。
巷に溢れるパソコン教室からすれば、十数分の1ほどの報酬です。
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とにかくあらゆる要望を吸い上げ、蓄積し、工夫しながらここまでやってきました。
しかし、今、壁にぶつかっています。
「GIVE」することだけに邁進してきた僕たちは、
「これとこれとこれをやりたいけどできない・・・」
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「100パーセント」であることの思い込み
カリキュラムを特に決めることなく、半ば個別指導のような形で進めていたため、知らず知らずのうちに「何でも応えることが当然」だと思うようになっていました。
”これがわからなくて・・・”
たとえその時間、関係のないことを皆さんにお教えてしていても、手を止めて答えなけばいけないと思い込んでいました。
そうしなければ嫌われてしまう・・・
もしかするとそんな思いも潜在的にあったのかもしれません。
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なんでもかんでも全て、完璧に応えることが、
・大企業でも巨大団体でもない
・資金が潤沢ではない
・スキルがあるわけでもない
僕たちの生き残る手段だと、勘違いしていました。
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「それは難しいね・・・」「それは無理だね・・・」
もちろん「楽しいから」やっているんですが、活動としてやっている以上は、
・継続性があって
・再現性がある
ことも重要です。
これまでの僕たちのやり方は、そのどちらも欠けていました。
継続できるようになるためには、
・僕たちメンバーじゃなくても出来て
・人手が減っても出来
なくてはならないし、
再現できるようになるためには、
・”感覚”でやっていることを言語化して
・品証
をする必要があります。
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「もし、1人で10名を教えるとしたらどうかな?」
”うーん、それは無理だねえ・・・”
メンバーとこんなやりとりをしました。
”それは無理”
という言葉。
この感覚が重要なんだと思いました。
今のままでは「無理」なんです。
ということは、「手段」が間違っているんです。
一人一人に対応することが「良いこと」「正しいこと」だと信じて疑いませんでした。
でも、今のままでは、いずれ「無理」になります。
僕たちは「経験豊富」なんだっけ??
人間は、同じことをやり続けていると、やがて思考停止になります。
自分たちの行動があたかも「この世の中の全て」であるかのように錯覚し、他の手段など存在していないように思ってしまいます。
でも、よく考えてみれば、僕たちはそんなに優秀でもないし、経験豊富でもありません。
そんな未熟な僕たちが、自分たちを「正しい」と思うのは時期尚早と言わざるを得ません。
僕たちは、「まだまだ」なんです。
これからです。
やっと、「無理」だということに気づけたんです。
スタートラインに立てました。
これから、また、面白く成長していきます!
*
<終わり>
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シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。