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#165 学校給食の調理業務委託のこれからを考えてみる
二学期が始まりましたね。夏休みに子どもたちの昼食に頭を悩ませていた保護者の皆さんから「あ〜、学校給食があると本当に助かります」というありがたいお言葉をいただける時期でもありますね。
さて、今回は、学校給食を調理する業務についておはなししたいと思います。
学校給食調理業務委託の現状
以前、note記事でも取り上げましたが、学校給食調理を民間事業者に委託している割合は、54%を超えていて今年は60%に届くのではないかという感じです。
学校給食の調理というのは、昭和時代には近所の方に声をかけて調理をしていただいたのが、自治体教育委員会が直接、調理員を雇用して運営をしていくようになりました。自校方式が多かった時代ですが、調理員の方が急に病気になったりで欠席されることい対応するための、臨時で来ていただく調理員も各学校で確保している状況で、今も続いている学校も多く残っていますね。
学校給食衛生管理基準が厳格化されるにつれて、調理員にも衛生管理に沿った調理が求められるようになり、そういった背景もあって専門的な知識と技能を有した調理業者が出てくるようになりました。
正直、大手の調理業者というのは、食中毒を出したりしないように、調理員の衛生管理の研修や手順のチェックなどは、凄くレベルが高い内容で行なっています。特に食数の多い共同調理場においては、食中毒の発生や異物混入などは命取りになりますから、非常に厳格にされています。
調理過程で異物混入などで食材を廃棄せざるを得なかった場合
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