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#191 学校給食改革を阻む壁について(5)〜PFIでの整備を前提にすること

学校給食調理場を整備する時に「PFI」による整備を前提に考えようとする自治体が多いのですが、これってそろそろ限界にきていると思います。
PFIでの整備ってなに?って方には、別途今までに詳しく解説したnote記事をあまとめてマガジンにしていますので、そちらをご覧ください。

今回、おはなしするのは、「導入可能性調査」って何?ってことです。


「導入可能性調査」とは?

導入することが可能かどうかを調査するわけですから、本来は、新たなシステムや手法を導入することが現実的なのかどうかを調べるわけです。学校給食調理場の設計・建設・運営に関する導入可能性調査には、主に以下の4点について報告書に記載されるのが一般的です。

  • 実現可能性の確認: 導入したいものが、技術的、経済的、組織的に実現可能かどうか

  • リスクの特定: 導入に伴うリスクを洗い出し、その対策を講じることができるか

  • 最適な導入方法の検討: 複数の導入方法の中から、最も効果的かつ効率的な方法はどれかを検討する

  • 費用対効果の評価: 導入にかかる費用と得られる効果を比較し、費用対効果の高い導入計画を提案する

PFIによる整備をする際の「導入可能性調査」とは?

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