見出し画像

FMかおりん旅日記2024(3) NewYork

今日のハイライトは、午前中にハーレムのゴスペルツアーに参加すること。アポロシアターにも寄ってくれて、このツアーは本当にお勧めです。マイケル・ジャクソン、スティービー・ワンダー、ローリン・ヒルなどが大好きな私にとっては、この道路上のプレートにもテンション上がります(笑)


ゴスペルツアー

①ガイドの公子さん

ハーレムとかって、なんとなく怖いイメージを持たれてる人も多いと思います。今回のツアーでは、日本人のガイドでゴスペルもご本人がやられている公子さんが案内してくれたので、抜群の内容でした。エリアの歴史、文化、最近の情勢、日本との関係、著名人の動向などを楽しく解説してくれました。
公子さんは現在、世界初アポロアマチュアナイト正式ライセンスを取得し吉本興業がアジア全域で展開する"アポロアマチュアナイトJAPAN"、"アポロアマチュアナイト・アジア"のプロジェクトコーディネイターとしてNYと日本で活動中だそうです。詳しいプロフフィールはこちらから。

日本のTVでも吉本興業とのコラボ企画「アポロアマチュアナイト」を仕掛けていて、日本人がNYの芸能分野へ進出できるような企画もされているそうです。Tverでもみられるそうなので、気になる方は検索してみてください。

②ハーレムの歴史

マンハッタンでも非常に歴史の古いこのエリア、元は奴隷としてアフリカから入ってきた黒人のエリアと思われがちですが、この地を開拓して広大な畑を作ったのは、実はオランダからの移民で、その後、イギリスが入ってきました。外に開かれた港のあるこのエリアは、当初は裕福な金持ちが立派な建物を建てて、畑を持ち、異常に広い道幅の道路整備をしてきたエリアなのです。なので、ハーレムにはオランダ様式のデザイン性の高い古いビルがたくさん残っています。

オランダ様式の古いビル 富裕層が接待や宿泊に使っていたそう

その後、NYのタイムズスクエアあたりの開発が始まると、経済と商業の中心地が移動していきます。セントラルパークの周辺は高層で高額な賃貸マンションが並んでいるのですが、ヨーロッパの芸能人や政治家などが住んでいて、富裕層が暮らしているそうです。
ハーレムはそのエリアの北側に広がっていて、奴隷解放などの市民権運動もあった一方で、仕事を得られない貧困層や荒れた世代の黒人が多く集まるようになってきて、「アフリカンアメリカン」居住区を形成しています。

ハーレムの居住区の様子

コロナ禍で精神的な疾患に苦しむ貧困層を救済するために、ハーレム地域の再生に向けた投資が始まっている様子がわかります。マイケル・ジョーダンは現在では、ビジネスマンであり投資家でもあるのですが、ハーレム出身ではないけれど、このエリアに大きなショッピングセンターなどを作っているそうです。

マイケルジョーダンが投資したビル

有名なアポロシアターも来年から大規模改修工事が始まるそうなので、NYハーレムの様子もまだまだ変わっていくようです。

アポロシアターも来年改修だそうです。

③ゴスペル!!

1958年に設立された薬物・アルコール依存者のリハビリ施設ARCのゴスペル・クワイア。今や世界ツアーをするほどの人気という彼らのゴスペルを、どうしても聴くことができました。
1時間みっちり聴かせてもらって、盛り上がります。海外ツアーもやっているそうで、もう声量が凄い!!楽しかった❤️
この後、解散になるのですが、我々は公子さんオススメのお店でランチしました。

迫力のゴスペル! 
ガイドの公子さんに紹介してもらった「シルビアズ」
アフリカンアメリカンの家庭の味だそう「鶏レバーと野菜煮込み」本当に美味しかった
https://sylviasrestaurant.com/

④グランドセントラルステーション

 映画とかに度々登場する、このステーションも行きたかった場所です。

現在ある駅舎は3代目のようです。

1903年にプラットフォームと車両基地を地下に移設する工事が始まり、パークアベニューの真ん中に敷かれていた線路も数キロに渡って地下化された。同時に鉄道の電化も行われた。続いて新駅舎の建設に取り掛かった。ライバルのペンシルバニア鉄道が1901年からペンシルバニア駅の駅舎の建設を進めていたため、より豪華な建物を目指していた。駅の地下化により空き地となった地上部を再開発用地として売却し、この費用にあてた。駅舎は、コンペで選ばれたReed and StemおよびWarren and Wetmoreによって設計された、古典主義風のボザール様式(アメリカン・ボザール)の建築物である。1913年2月1日、三代目の現駅舎が完成した。

ウィキペディアからの引用
重厚感がたっぷりの駅舎 2階にはApple Storeがありました
大理石をふんだんに使ってて、床も壁もツルツルですw

⑤NY公立図書館

ブライアントパーク内にあるこの図書館。まちづくりに関わる人なら聞いたことがある有名な公共図書館ですよね。このドキュメンタリー映画は、「公共とは何か?」を考えさせられる内容です。

あと、この本ですよね〜!!

ブライアントパーク、表は「知の殿堂・図書館」という雰囲気なのですが、裏に回ってみたら、スケートリンクはあるわ、美味しそうな出店がずら〜っと並んでいて、平日なのに多くの人がそこで寛いでいたり、仕事してたり、とにかく混雑してたのにびっくりしました。
なんかね、賑やかな日常がそこにあるって感じで、イベントじゃない感じがまたよかったな。

図書館の表はこんな感じ。椅子とかは、椅子とかは、出し放題みたいで、隅に山ほど積んであります。
図書館内部の様子
飲食ブース、折り畳み椅子、テーブルは濃い緑色に統一されています。
100店舗近くはあったと思いますが、一坪出展者がいっぱいいる感じです。
図書館の裏側の公園のど真ん中はスケート場になっていました


図書館の裏側の景色はこんな感じ

凄い満喫しました。ニューヨークは本当に見どころが多すぎて、困りますね。結局、自由の女神とかルーフトップバーとかには、行かなかったのですが、また機会を作って、ゆっくり過ごすのもいいかもという感じです。
ということで、明日はカナダへ移動します。

いいなと思ったら応援しよう!