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FMかおりん旅日記2024(2) NewYork
さあ、本日は2日目です。時差ボケなのか、初日から歩きすぎて疲れているのか、非常に眠たい朝から始まりです。今日は、かねてから関心のあった施設を訪問してきました。上の画像は、イントレピッド博物館にある潜水艦の中の様子です。実際に核兵器を搭載した潜水艦で役目を終えたものが展示されています。
20241028 ニューヨーク2日目
①ニューヨーク イントレピッド博物館
まずは、凄い行列でびっくりしますよ。退役軍人の方々も多く関わっておられて、従軍経験のあるアメリカ人の方々は、たぶん皆さんお子さんを連れて訪問されるんだと思います。多くの家族連れ、外国人の方も見られましたが、日本人には出会いませんでした。
屋上には多くの軍用機が展示されています。
イントレピッド海上航空宇宙博物館は、実際にアメリカ軍によって使用された伝説的な空母 イントレピッドをはじめ、世界最速な航空機、スペースシャトルや潜水艦など様々な種類の展示物があります。年間100万人にも及ぶ訪問者がいるそうです。
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その後、「スペースシャトル館」へ入りました。
まさにスタートレックの世界観です。ロシアのソユーズも展示されてましたが、本当に狭い球型カプセルでしたよ。
スペースシャトル「エンタープライズ」もあって、スポックの写真も(笑)スターウォーズ、スタートレックが大好きな私には堪らないのでした。
そして、追加料金がかかりますが、VRで「アポロ11号の月面着陸」と「スペースシャトルによる火星着陸」の映像体験ができます。これ、迫力あって私はかなり好きです❤️(笑)
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それから、核兵器を搭載していた潜水艦の中にも入ることができます。長期間の間、外に出ることが許されない乗組員の正気を保つために、食事や娯楽などにも気を使っていたことなどの展示と説明がありました。
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会場では、ショート動画も見られるところがたくさんありました。たまたま私が見た動画が、ちょうど日本のkamikaze特攻隊との激戦の話だったのですが、反撃をする時に10名の黒人が、白人の盾となりながら射撃により日本艦隊を沈めた功績が認められて、勲章を受けて、それ以降黒人差別が緩和していったとの説明がありました。
こういうの見たり聴いたりすると、「なんだかなぁ〜」という気持ちになります。そりゃ私も日本人のアイデンティティー持っていますからね。
それ以外にも、女性差別の問題なども取り上げられていました。
この施設には、多くの企業の寄付が寄せられ、軍関係者や退役軍人の方も会場にいらっしゃるようでした。展示のあちこちで、詳しい説明をしたり、同じ軍役経験者と言葉を交わしたりしている様子もありました。
アメリカは軍保有国として、軍人が必要な国です。だからこそ、こんな施設も必要だし、国民や軍人家族に対してもどんな仕事であるのかを説明できる施設として存在価値は大きいと感じました。いいとか悪いとかではなく、ちゃんと史実を伝える施設として、多くの命が亡くなった戦争についても学べる施設というのは、大事ですよね。潜水艦なんか、入り口で1時間も待たないと入れなかったんですが、多くの人々が訪問することが必要性を物語っていると思いました。
日本で過去の戦争のことを学びたい子どもたちがいる場合、どこをお勧めしたらいいのか?と考えてしまいました。
②アーテックハウス
ここがねぇ〜、すごくよかった!!!
ここは、最先端のテクノロジーを駆使した展示や体験を通じて、アートの可能性と体験方法を拡大を目指している施設です。革新的なアイデア、アーティスト、観客を結び付け、アート、科学、テクノロジーの交差点でイノベーションと創造性を刺激することを目指しているそうです。
「ARTECHOUSE には壁がありません。私たちは空間、人、プラットフォーム、アイデア、製品の集合体です。」
チェルシーマーケットの建物にあって、特異なデジタルアートの体験ができます。超絶おすすめです。以下のリンクから動画をご覧ください。この壮大なデジタル映像が部屋中で動く中に、自分の身を置いて体感することができます。チェルシーマーケットに来られるのなら、ぜひ!
③チェルシーマーケット
元々は、このエリアには、ニューヨークの「ミートパッキング・ディストリクト」に位置しています。こちらの名前の由来は、1930年代の肉加工をしていた工場が密集していたところに様々なアーティストたちが住み出して、徐々に今のような個性豊かな雰囲気のエリアへと変化しましたそうです。
建物は1890年代に建設され、もともとはオレオクッキーが開発製造されたナビスコ(National Biscuit Company(Nabisco))の工場でした。 この複合施設は1990年代に再開発され、現在、Googleの親会社であるAlphabetInc.が所有しています。 チェルシーマーケットの正面にはGoogle オフィス、裏には観光名所の1つハイライン、そしてその先にリトル・アイランドがあります。
また、
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古いビルをカッコよく整備して生まれ変わった事例で、無印良品などもテナントとして入っています。おしゃれ、ヘルシー、ヴィーガンなど感度の高い人が集まる場所として認知されているように感じました。
リノベ、まちづくり、地域再生などなどに関心のある方は是非寄ってみてください。ここは本当に楽しいエリアになってきていまs。
④ハイラインを通ること
で、夕暮れ直前にハイラインを歩くことができました。チェルシーマーケットと繋がっていて、デザイン的にも、連続性を感じます。
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ミッドセンチュリなデザインの高層ビルの間を走っている風景はとても絵になります。本当にかっちょよろしいです。歩こうかな、という気分にさせてくれる設えになっています。
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ハイラインができた詳しい経緯などはこちらからご覧ください。
https://www.clair.or.jp/j/forum/pub/docs/394.pdf
仕掛けはNPOフレンズオブハイラインのお二人がやっておられるのですが、ハイライン施設そのものの所管は、ニューヨーク市公園管理局となっています。前日に訪問したセントラルパークといい、こちらのハイラインといい、どんだけ行政が柔軟でセンスがいいのか?!と驚いてしまいます。
やはり民間主導の公民連携じゃないと、かっちょ良くやれないんだと、またまた強く感じてしまいました。
⑤NYCに誕生した「住みやすい街路局」自転車にも歩行者にも寄り添う街をつくる
ニューヨーク市の最近の道路政策については、こちらをご覧ください。
コロナ禍をきっかけにどんどん街を住みやすくしようという動きが見て取れます。
コロナ禍でのニューヨークの取り組み紹介記事はこちら。
その経験を踏まえた、ニューヨーク市のこれからの政策についてはこちらです。こういうの見ると、定期的に訪れて確認してみたいと思いますよね。物価が高いので、対策を練らないといけませんけどねぇ。
もう足が。。。と言いながら、旅は本当に歩きまわります。もう2万歩がデフォルトな感じがしてきています。明日はゴスペルツアーに参加予定です。