
「躾」のある組織
ルールを守れていない人や状態に、
躊躇なく是正を要求できているでしょうか?
====================
おはようございます☀️
==========
5Sこの言葉を知らない人は居ないでしょう。
「整理・整頓・清掃・清潔・躾」
何気なく使っている「5S」の実践には、
「厳しさ」の「覚悟」が必要です。
5Sの最初の3つ「整理・整頓・清掃」
これは既に発生した問題への対処です。
整理:不要なものをためてしまったので処分する
整頓:どこに何があるか分からないので、あるべき場所に置く
清掃:散らかってしまったので、掃除をしてきれいにする
既に起きてしまったことに対する、是正行動。
指示が出れば、誰もが「じゃあないな~」として取り組む。
組織メンバーの協力で達成されます。
4つめの「清潔」
これは問題を発生させない未然防止です。
清潔:整理や整頓、清掃をしなくても良いように、正しい状態を保つ。
これも指示に従って、「面倒くさいな~」と思いつつも取り組む。
日常の意識が求めらるれ、少しハードルが上がります。
でもここで終わりではありません。
最後の「躾」。。。。これが難しい。
「しゃあないな~」「面倒だけどやろうか」の行動とは異なります。
組織のルールや決め事、あるべき姿が、習慣になるまでの自律・継続。
躾:正しい行動を自他ともに自然体で実践し、お互いが要求している。
「整った状態が続いているな〜」と思える組織や工場では
誰かが指示を出して対処や未然防止を促すのではなく
組織の全体が、徹底して決めごとを守る。守らせる。
ができています。
「躾」のある組織とは、
ルール守りが自然にできるまで「お互いを厳しく律する」組織です。
指示の発動で実践されるのでなく、
ルール守りや振舞いの正しさに対して、躊躇なく注意し合う。
組織の一人ひとりが、他のメンバーに対しても自律を厳しく求める。
全員がなあなあを許さない組織、と言えば解かり易いかもしれません。
5S推進で「躾」に到達するには、
組織のメンバーが相互に厳しさに徹する「覚悟」が必要なのです。
==========
胸をひらいて、笑顔でいい1日を😄
====================
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
身近にコーチやメンターを持ってみませんか?
日々精進、自己変革中のコーチです。
興味を持って頂けましたら、こちらまで --≫ coach.miyake1959@gmail.com