コミティア143で出会ったヤバい作品②
鉄は熱いうちに打つべしッッッ・・・・・・ということで、昨夜に続き、コミティア143で出会ったヤバいマンガを紹介していきます!
意識しないと、ついつい長く書きすぎちゃうので今回はなるべく感想は短めに……。
※紹介する順番は作品名の50音順です
【コミティアで出会ったヤバい作品その②】
作品名:TWINTALE
作者/サークル名:tetto/Operation:Novelty
Twitterでバズっていた「見た目地雷系幼馴染」だ!と思って、既刊と新刊を購入。
新刊の「TWINTALE」は、学校で人気者のヒナミ(表紙右)とその友達のりっちゃん(表紙左)がハンドメイド作品のブランドを立ち上げる話なんですが、絶好調にみえたブランド運営がひょんなことから上手くいかなくなります・・・・・・。
まずもう、言わずもがなメインキャラの女の子たちががかわいい……!!
なんでこんなにかわいいんだ?と考えてみたんですけど、キャラデザはもちろん、喜怒哀楽でコロコロ変わる表情がかわいさを増幅させてるんじゃないかなと。
仲の良い友達と一緒に何かするときの全能感とか、掲示板で攻撃してきたひとが実は知り合いだったとか、感情的になってつい言い過ぎて後から後悔する感じとか、思春期の女子のリアルが詰め込まれています。
読後感の良い、読み応えたっぷりの作品でした!
あとラストのヒナミの泣き顔のアップに、心臓が鷲摑みにされます……(TT)
ヒナミとりっちゃん、どうかいつまでもいつまでも仲良しでいてくれ〜!
【コミティアで出会ったヤバい作品その③】
作品名:ツチノコ君とぼくわたし①②
作者/英田恵助
山でひとりで生きていたツチノコ君が、友達を作るために正体を隠して人間の学校に通うんですが、そこで出会ったのは河童や雪女やゾンビなどなど人間ではないクラスメイトたちで……という話。
キャラクターがとにかくたくさん登場しますが、誰1人として性格も見た目も被っていなくて、それぞれのキャラが立ちまくっています。
洗練された線画とでもいうんでしょうか……?
無駄な線が全く無いのに、足りないものがひとつも感じられないすてきな絵です。
こういう、心のやさしい主人公の存在によって、周りの人物たちも感化されていく物語が人生には必要ですよね……癒されました。
ツチノコくん、見た目も完全にツチノコなんですが、どんどんかっこよく見えてくるから不思議……!
推しキャラは魅力的なキャラが多すぎて、ちょっと選べないですね……。
でも私はギャル好きなので、強いて言うなら雪絵さんかな……いやでもやっぱり悩みます。。
載せられないのが残念なんですが、1巻も2巻もおまけページが凝っていて(キャラとの相性診断表や席順、新聞などがついています)、こういうのって最近のマンガでは減っている気がするので、なんだか懐かしい&嬉しい気持ちになりました。
【コミティアで出会ったヤバい作品その④】
作品名:ハジメよければすべて良シ!
作者:ふかせゆーすけ
正直なことを言うと、作者さんのサークルから一旦通り過ぎてしまったんですが(立ち止まってしまうと私の性格上、会場にある作品を全部買おうとしかねないので……)、なんだか表紙の絵の引力に妙に後ろ髪をひかれて、引き返してゲットした作品です!
結論……買ってよかった〜!!
主人公のタチバナハジメは合唱部の一員ですが、気持ちが高ぶると、つい声が大きくなってしまう癖があり、そのせいで部活をクビになってしまいます。
そんななか、歌手(であってるかな?)のゴショガワラレイコと出会い、彼女のライブに参戦するのですが……。
この作品の何が好きかって、人間の感情の昂りが版面からビンビンに伝わってくるところです!!
「歌ってくれ!ゴショガワラレイコ!」ってハジメがレイコに叫ぶところなんて、目が釘付けになります。
あとシンプルに作者さんの絵がめちゃくちゃ上手い……ただ、上手いだけじゃなくて熱を感じる絵というか。
個人的にはレイコの執事の鈴木さんとか、合唱部の先生とかも好きですね!おじさんの作画がかっちょいいマンガ=イカしたマンガだと思っているので!笑
ライブの観客ひとりひとりの顔まで書き分けているところにも作者さんのこだわりを感じました!
以上です!
連日の投稿になってしまって恐縮ですが、あともう1記事分だけ、コミティア143の作品紹介がしたいので、お付き合いいただければ幸いです・・・・・・!