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コロナだからこそ創出できる「flato」の価値とは|従来の地方移住支援に風穴を開ける

地方移住系サービスをやってると、第一印象が「地方創生」の分類で受け取られてしまうことが多いです。

しかしながら、私自身、地域おこしに携わってるわけではなく・・もっと言うと「地方創世」という文脈はあまり好きではありません^^;

「地方創生」という言葉を切り口に、地域を食い物にしているビジネスもあり、開始前から気にしていました。木下斉さんという方の本を愛読していますが、具体的に書いております。

事実、初めは私も「こいつ何も知らないくせに」という視点で下に見られてました^^;

だからこそ、flatoは今までのスタンダードだった地方移住の仕組みに風穴を開けるサービスを目指しています。それこそスタートアップがやる意義だと感じています。

サービス構想から1年半が経ち、私自身も移住し月1~2回のイベントを経て、ようやく準備が整ってきました!

flatoが考える地域活性

従来の地方移住施策に関してざっくりとお伝えすると・・
① 自然や観光スポットを通過儀礼のように毎回PR 
→ 毎回制作している。古く無ければ創る必要ないにも関わらず。
② 補助金あります!支援金あります!
→ 条件厳しい(泣)
③ 移住前は熱烈アプローチ、移住後フォローなし
→ 移住者ホームシック

①は特に「予算を使わないといけない!」という背景もわかりますが、厳しいこと言うと「思考停止」した施策にしか見えません。

『自然がウリです、ご飯がうまいです!』
正直これってどこの地方もあります。東京だって青梅市とか綺麗ですしご飯うまいです。差ってそこまでありますか?^^;

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(写真は青梅市)

地域の魅力というより、地域に誰がいるか?が重要。
それが私たちの答えです。

地域側もそれは、当然わかってています。
しかし出される施策はやはり①のPRがメイン。そもそも誰にピックアップすればいいのか不明。だから認知度の高い芸能人を起用した観光大使戦略になる。

しかし、これから移住してくる人の属性を考えると芸能人の暮らし方から移住するでしょうか?

実は「内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局」で調査されたデータにて、普通の人の移住経験談を聞きたがってる結果があります。

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出典「移住等の増加に向けた広報戦略の立案・実施のための調査事業 報告書

これらの結果から、このニーズに対応できていない事実があります。
実際"普通の人"と定義されて登壇されている方はいますが、大抵は地域おこし協力隊の人であり、それは"普通の人"と定義していいものか微妙です。。。

これでは、家電量販店で店員やメーカーの方から営業されるのと同じですよね。この理屈で言うと、友人や利用者から勧められたら購入に至る確率が上がります。それと同じく、自らも移住してきた住民目線から紹介された自然に紹介された方が、地域の魅力に気付きやすいと考えました。

そして、その課題を解決すべく作ったのが「flato」です。

地域側の要望による沼

人口問題に悩まない地域はありません。

そのため、はじめは地域側の視察なども同時に動いて色々回りましたが、過疎地域であればあるほど「自然がウリ」「建てた施設を活かしたい」という要望が強い。

「なんでこんな所に立てたの?」と思う文化管理施設に、難しい漢字で全然気持ちがそそらない施設など・・地域課題は山積み!

これらの課題も移住と一緒でまとめて話すので、余計混乱させます。

例えば、空き家問題もですよね。
結果的に空き家と移住は密接ですが、地域活性化施策とごっちゃになって迷走するケースを多々みています。

構想当初、僕らがいかに提案しても、結局、地域側の課題や要望に話が移って、全然進まない会議が多々あり、構想にかなり足を引っ張られました。
地域側は「とりあえず若い方が必要」とざっくりとした要望ばかりで、そうした地域側の要望ばかり提案されている背景をみて、僕らは本来の移住問題と課題を切り分けるためにも、地域側の課題解決視点は外しました。

成功事例より失敗事例

移住に関する情報収集する際、成功事例だけ話が挙がります。

「○○市に住んで、海・山などの自然に囲まれてリラックスできます!」

もちろん魅力をアピールするのは当然ですが、意外と失敗事例の話は出てきません。我々もイベントを開催していますが、初期の開催はぶっ飛んだキャリアの人が多く「あなただから、できたんでしょ?」と、イベント主催している私ですが、内心思ったぐらいでした^^;

地方の「仕事がない」問題は、選ぶ地域によって異なるし、移住前からリサーチできる、なんなら今後「働き方」の見直しで課題が薄まると見ています。

それ以上に、移住後のホームシックによる人間関係の課題が後戻りできないため、flatoはその課題を防ぐために対処しています。

「移住前から現地の人と繋がれる」というコンセプトは、私自身の経験から着想したものです。

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縁もゆかりもない浜松市に移住した際に、紹介してくれたハブとなる方が移住前から色々繋いでくれた経緯もあり、初日から知り合いが増えて1週間後には普通に飲みに行くような仲になりました。

このように移住後まで、”なめらかにする”ことができれば移住時の課題は薄まります。移住後もコミュニティなどflatoはサービス運営を目指し頑張りたいいと思います。

flatoで新たな移住施策を

今まで行政窓口が移住相談窓口でした。

flatoは移住した経験者だからこそ、移住した人の気持ちに経験談から寄り添えるとみています。そして「地域にこの人がいるから移住後も安心できた!」という人などを観光大使のような存在として、我々がサービス内部で発掘していきます。

最終的に「地域のために動く」という地域貢献的な複業が、弊社サービスを通じて広がれば・・!と考えてます。

最終的には、思考停止してる移住施策の予算が、弊社に任せれば最大限の結果を提供できる、というポジションを確立します!

FromToでCOO候補として一緒に働く仲間を募集!

浜松市に本格的に地盤をおきます!

地域の企業の、皆さまから協力いただき、仮説検証がしやすくなりました^^開発もスピードアップしていきます。
この浜松から、地方発スタートアップとして名乗りをあげます。

その上で少しでもご興味・関心をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひお気軽にご連絡ください!
もちろん「今すぐ入社は考えていないけど、まずは話を聞きたい」等でも遠慮なくDMください^^

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