スポーツ教室のチラシは、こう作れ!
from 宮城哲郎
スポーツ教室に生徒を集めたいと考えた際に、真っ先にやる事と言えば「教室をPRする為のチラシ(販促物)」を作成する事だと思う。
チラシを作成して、そしてそのチラシを自社の教室のエリア(商圏)に配布する事で、生徒を集めるという活動をされると思うのだが、いざ、出来たチラシを手に「配布するぞ!」そう決意した瞬間、このような懸念が頭をよぎるのではないだろうか?
という不安だ。笑
でも、この事というのは、実は貴方だけではなく、教室経営をされている人のほとんどが同じ事を思っているので、まずは安心して欲しいと思う。
なぜなら実際に僕自身も、スポーツクラブを経営している身として、そのクラブの事業の一つでもあるスポーツ教室の集客には、日々、頭を悩ませていた一人だからだ。(公園にチラシが捨てられた事もあったよ…。苦笑)
だけど、そんな悩みや葛藤の中で、色々なトライアンドエラーを繰り返していきながらも…。
そうした確証を得た部分もあったので、今回、その方法をあなたにもシェアしたいのだけど…。
これからお伝えする方法は僕のビジネスだけでなく、僕がこれまで指導してきたクライアントでも同様の成果が出ているので、そういう意味でもきっとあなたのお役に立てる思う。
それではいきます。
1:大前提「そのチラシを手に取るタイミングはいつ?」
実は、チラシのような(広告物)を作成する時に、絶対に外せない考え方が存在する。それは…。
という事を最初に考える事である。
例えば、これを恋愛に例えた場合、あなたが好意を寄せている人に思いを伝えたいと考え手紙を書くとしよう。(※いやいや今の時代はLINEだよ?なんて事は言わないで欲しい。笑)
もしもこれが、何年も友人関係が続いている人を好きになってしまったのであれば、これまでの関係も踏まえた内容を綴って思いを伝えるだろう。
だがもしも、まだ出会って2日目であれば、そうした歴史が存在しないわけなので、きっと別のアプローチを考えるはずだ。
(※例えば、あなたの◯◯に惹かれた…とか?)
なぜ、わざわざ相手と自分の関係性を踏まえた上で手紙を書くのかというと、自分の気持ちをしっかりと伝える事で、恋愛を成立させるという「成果」を得る為だということは言うまでもない。
このようにしっかりと「成果(結果)」を出すためには、相手が自分に対して「どのような印象を持っているのか?」という事を踏まえないといけないというわけなのである。
大切な事なので、もう一度お伝えする。
これは恋愛に限らず(?)自分たちの主張を相手にしっかりと伝える上での大前提であるわけだ。
これを踏まえずに道を歩く異性に対して「あなたの事が好きになったから付き合って欲しい!」なんて言ったら大変な目にあってしまう。
もちろん、そうした告白が成就する事も限りなく低いだろう。
このように、「限りなく低い告白をする事はやってはいけないよ?」という事が、大前提として存在するということを押さえておいて欲しいと思う。
(※まあ、恋愛なら自由なんでそうしても構わないのだが、ビジネスではそうはいかないはずだからね。)
2:世の中のチラシの多くはイキナリ告っている
だが、世の中の多くのチラシというのは、そうした「イキナリ告る」という行為をしている場合がほとんどだ。。。
例えば、こういうチラシ。
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↑ ↑
こんな内容のチラシなのだが、あなたも過去にそうした内容のチラシをよく目にしてきた事だろう。
誤解の無いように最初でお伝えするが、別に、このようなチラシの内容自体が「悪い」と言っているわけでは決してない。
ただ、この内容が「響くかどうか?」というのは、相手側の「自分達に対しての印象」によるものが大きいのを理解しないといけない。
例えば、このようなメッセージで興味が湧くのは、以下のような人達だと思う。
1、〇〇教室の「◯◯」に入る競技に興味があるひと
2、●●の資格の「●●の資格」自体の権威を知っている人
3、金額の5000円という掲示に「安い」と感じる人
このような人達だと思うのだが、これに共通する事は「すでに、こちらの商品(サービス)に関連した知識をある程度持っている人」という事が前提になってしまい、そもそも、こうした人達というのは「極少数派」だ。
そんな都合良く、あなたが発信する情報について「価値も感じていて、そして欲しいと思っている」なんてケースは少ないはずであり、ほとんどの場合「興味すら無い」人達だろう。
そういうわけだから、多くの場合…
いかに自分達の商品(サービス)に興味がある人に、自分達のメッセージを届けるのか?
という事に対して血眼になってしまい、当然のごとく「数打ちゃ当たる戦法」で、大量のチラシを印刷して、それをオリコミなりポスティングなりして、そうした興味のありそうな人達に自分達のメッセージを届けようとするわけだ。
ただ、そうなると「より数が打てる」大きな会社が圧倒的に有利になるという現実がある。なぜなら、そうした会社は資本力も、実績も、信頼も自分達よりも先を行っているからだ。
きっとあなたも経験があるだろうが、同じような商品やサービスを並べられた場合、どちらを購入しようかと考えたのであれば、ほとんどの人が「すでに知っている会社(馴染みのある会社)や信頼がありそう会社」の方から商品を購入するはずだからだ。
もちろん、この方法自体は凄く大切な方法である事は間違いない。なぜなら、いかにたくさんの人に自分達の商品やサービスの事を知ってもらうのか?という事は、集客成功のための王道でもあるからだ。
「集客を成功させるためには、ライバルよりも広告費を多くかけられるかどうか?」
そんな事を言われるぐらいなので、自分達の情報を「より多くの人に知ってもらう」という発想は、常に経営者として念頭に置くことが重要なので覚えておいて欲しいと思うわけだ。(※まさか、なんでも無料で集客ができるとは思ってはいないよね?)
ただ、それでも。だからと言って何も考えないで大量に広告費をかけてチラシを配布しても、その広告費をドブに捨てる羽目になるだけだ。
なぜなら、これまで何度もお伝えしている通り、あなたのチラシを受け取る「相手(見込客)」の心理状況を踏まえたチラシを作らないといけないからで、今まで同じ戦い方だと、どうしても…
・資本力
・信頼
・実績
という部分で、自分達よりも先を行っている会社と競合する羽目になった場合、たとえお金をかけたとしても、そうした事が要因となって、お客さんを持っていかれてしまう(最悪だと奪われる)からだ。
※これって恋愛でもよくあるよね・・・チキショウ
だからこそ、そうした部分とは「全く別の部分」で勝負する必要があり、あなたのチラシを手に取った人達が「大きな会社とあなたを比べない」という状態を作れるようなチラシを作成する必要があるというわけだ。
ここまでの話を踏まえた上で、もしも「もう一度、きちんとチラシを作成し直さないといけない」そう感じたのであれば、そのまま続きをご覧になって欲しいと思う。
という事で、早速、宮城式(大げさ?)集客チラシの製作術を公開したい。
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