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月収7,000円時代の話。

宮城です。

僕が起業したのは、2008年の8月3日。サンビスカス沖縄というスポーツクラブを設立するということで、起業した。

正直、貯金もほとんどなくその時点で顧客は2~3人で収入としては、7000円ほど。1日とか、時給とかじゃなくて月に7000円だぜ!?って、胸を張ることではないのだけど。

普通、このような状況だったら起業をした瞬間からがむしゃらに働くとおもうのだが、蓋をあけてみると、全然、行動しない自分がいた。

1週間たっても、2週間たっても、一向に何もせず結局1ヶ月、本当に何もしなかったのだ。

2週間を過ぎたころには開き直って、『もう一回、どこかのチームのトライアウトでも受けてみるか…?」なんて思ったぐらいなのだが。笑

当時は、なぜ動かないんだろう?と、我ながら不思議でいた。でも、10年以上経ったいまならその理由がわかる。

それは…。

「もしも全力を尽くして 結果が出なかったら、どうしよう。」

そう、心のどこかで恐れていて「行動していないから成果が出ていないだけ。

やれば成果(結果)が出るから」と言い訳を作っている自分が存在していたわけだ。


最近、スティーブ・ジョブズが1度追い出されたappleに戻るか迷った時の言葉を知ったのだけど。

『(恐れや不安・心配など)そんなことは どうでもいいと気づいたんだ。だって、これこそが、自分のやりたいことだったんだから。ベストを尽くして失敗したら、ベストを尽くしたってことさ』

あのスティーブ・ジョブスでさえ一歩踏み出す時には恐怖がある、、、と言うことにも驚いたのだが、彼の最後の一言にしびれたものだ。

そう・・・「ベストを尽くして失敗したら ベストを尽くしたってことさ」という一言に、、、だ。もちろん誰も失敗なんてしたくないしつらい思いもしたくない。


でも一番嫌なのは、「もっとやれたんじゃないか」と、思うことなんだよね。本当は。

事実、僕はサッカー選手としてのキャリアを振り返る中で、「もっと、這いつくばってでも やれたんではないか?」そう思ってしまうことが、本当にたくさんあった。

「なぜ、もっと現役に こだわらなかったのだろう?」

「カテゴリーを下げてでもプレーしていたのならチャンスはあったかもしれないだろう?」

そんなことをずっと考えていて悩む時期がたくさんあった。

だからこそ・・・「二度とこのような想いはしたくない。」そう強く決意した自分がいて

「これから自分が取り組む全てのことは、自分が納得するまでベストを尽くしてみよう!」

そう言い聞かせる自分が現れるようになった。

だからこそ、何かを始める時には、「恐れず、まずベストを尽くしてみる。」僕はいつもそう考えている。

たった一度の人生、悔いなく生きていきたい。

まぁ、1ヶ月もビビって動けなかった僕が言っても、説得力ゼロかも知れないが、それでも、10年以上経った今でも、こうして日々ベストを尽くそうと生きていると、なんか、毎日がすごく充実していて、多くの出来事に対して感謝できるようになったよ?

もしも、あなたが起業当初の僕と同じ気持ちでいるのなら、今日の僕の話が役に立つと嬉しいなと思う。


それでは今日も素敵な1日を・・・

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