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空手修行の目的が達せられたと心得よ

昨日、琉球歴史家、賀数仁然さんの
『さきがけ!歴男塾第4巻』の刊行記念
トーク&サイン会inジュンク堂書房那覇店行ってきました。
 
賀数仁然さんは僕の琉球歴史の先生。
抜群の探究力と、独特の視点、
さらに独自の妄想力(笑)
そして抜群のトーク力。
どれをとっても一級品の歴史研究家です。

仁然さんトークイベント♡


 
第4巻も10冊購入しました。
累計40冊以上は購入しています。
賀数仁然さんの本を一人での購入した人だと
この冊数はトップ100くらいには入るかも(笑)
仲良くなった県外の方によくプレゼントしています。
飲みながら歴史の話をすると
止まらなくなりますが、
その話しの琉球編はほぼ賀数仁然さん
からのパクり話しです(^^♪
 
今回のトークイベントで一番刺さった言葉が
空手家喜屋武朝徳の
「長年修行して体得した空手道の技が、
 生涯を通して無駄になれば、
 空手修行の目的が達せられたと
 心得よ。」
という言葉。
 
琉球空手家が何名も登場しました。
糸洲安恒
安里安恒
牧志朝忠
船越義珍
本部朝基
 
その大本が
武士松村(ブサーまつむら)と言われた
松村宗棍(そうこん)
 
この人は教える相手に
「この技は使わないという約束ができるか」
という念をとって教えていたとのこと。
 
その教え子の一人、
空手家喜屋武朝徳の言葉が
前出の言葉。
もう一度書きます
「長年修行して体得した空手道の技が、
 生涯を通して無駄になれば、
 空手修行の目的が達せられたと
 心得よ。」
 
何のための修行なのか…
の究極がここにある。
空手道を習得しても、
それで相手を傷つけちゃいけない。
 
誰かを守るときだけ使うことが許される。
それを使わないことが究極のゴール
そう言っているものだと解釈します。
 
この考え、
僕の本業にも通じます。
 
「お客さまが現役時代である65歳までに死亡するか就労不能になればこの保険は発動します。でも、65歳までに死亡も就労不能になることもないのであれば、この保険は消滅します。そのために毎月5000円もの保険料を負担するのです。そうです、何もなければもどってこない、いわゆる掛け捨ての保険です。でも、何もなくこの保険が消滅するときは、もったいないと思うのでしょうか。死亡も就労不能もない状況が続き65歳までいけたのなら、それ以上のハッピーは人生はないのでは。それがこの保険の特徴です。」
というような説明をします。
 
喜屋武朝徳さんの言葉を聞いたときに同じものを感じました。
 
僕の保険業に置き換えると
お客さまはがんになることも
心筋梗塞や脳卒中になることも望んでいない。
でも、もしもそうなった時のための備え。
逆を言うと、「5000万あげるからガンになってもらえますか?」と言われて「はいガンになります」という人はいないと思います。
 
この喜屋武朝徳さんの言葉は
少なくても僕ら保険業の人間には
すごく響く言葉です。
 
空手道に保険道と共通することがあったことに、
うれしさと、勇気をもらった昨日のトークイベントでした。

仁然さんと♡


 
 
ちなみに…
高度成長期に日本を熱狂させた力道山の師匠が『沖識名』という人。
この沖識名さん、沖縄の大里出身。
力道山の師匠であり、
空手チョップを直伝したのも『沖識名』さん。
さらに、アントニオ猪木やジャイアント馬場も門下生だったという人。
その本名は識名盛雄。
この名前を聞いてピンときた方が会場にもいました。
それは護佐丸の身内唯一の生き残り三男の末裔。
ここでも琉球史は繋がっている。
 
 
こうやって書くとまとまりがなく、何のことやらわからない…
申し訳ないのですが、熱量だけ受け取ってください(笑)
刺激を受けた賀数仁然さんの刊行記念トークイベントでした\(^o^)/
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
月曜日だけど、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿789日目)2024.9.16
 
沖縄の生命保険セールスマン
 
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)

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