いろいろと重なる

昨日は午前中から高田馬場で社会学者の常見陽平先生と対談させていただいて、お互いに一児の娘を持つパパ同士、育児トークが尽きることがなかった。
常見先生のお話の丁寧さと知識量はさすがだった、お話の脱線すら美しかった。それに比べると自分は、時々テーマから上滑りするように、投げた言葉のボールが全然違うカゴに入ってしまうみたいなことが続いたりして、まだまだだなと改めて感じた。

その足で神楽坂へ向かい、ティラミスの打ち合わせをした。
4年ほど続いた連載だが、目標だった二桁巻にも届くところまで来て、ぼちぼちお話も畳まないといけないところまできた。毎回ネタを捻り出すのに苦労したティラミスだったが、やっぱり寂しい。
コミックバンドであったサザンのファンが、「いとしのエリー」を始めて聞いた時にぶったまげたという話を聞いたことがあるが、そんなラストを描きたいと担当さんに話をした。

打ち合わせ飯@神楽坂ラカグ
小鳥の餌のような小鉢飯ではお腹は膨らまないが、頭も回らなくなるのでこれぐらいが丁度いい、美味しかったし。ごちそうさまでした。

帰宅して健康漫画のネームを整えていたら、育児漫画の残り話数についての連絡メールが来た。打ち切りではなく別の理由なのだけど、改めて終わるのかと思うとなんだか急に寂しくなった。描ききった感もあるし、何より娘ももう日中オムツ履いてないし。
常見先生も褒めてくださったが、あの育児漫画は自分でも傑作だと思っている。それだけになんだか名残惜しい。


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