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人生初ゴルフ

ゴルフ教室に通い始めた
昨年、新潮の健康漫画の企画でゴルフをやることになったので、今日から実際にその教室に通い始めた。昼からのレッスンだったので、それまでスクールの近くにあるガストで「LIFE SPAN〜老いなき世界〜)」を読んだりJOKERのネームをやったりして時間を潰した。LIFE SPAN、めっちゃ読むの時間がかかる。

担当のN井さんと現地で合流。打ち場(って呼んでいいの?とにかく打ちっぱなし的に打つところ)は、初めてボーリング場に行ったときの空気に似ていた。誰かが球を打ってる音が思ったより大きい。
N井さんも俺も完全なる初心者で、生まれて初めて打席に立った。講師の先生(白石プロ)が順番でまわってくるまで、我々はやることがないので、とりあえず地面からニュッと出てくるボールを打ってみることにした。打つ前に思わず「先生がいいよって言ってないのにいいのかな?w」と、35歳のN井さんに向かって小学生みたいなことを言ってしまった。今年43だぞ。

「プロゴルファー猿」で読んだ知識だけで結構打てた。2〜3回に一回はボールがちゃんと前にパキーンと飛んでいく。めちゃめちゃ気持ちいい。キレイに飛ぶたびに「俺、才能あるのかな…?」と、わりと真面目に考えてしまう。あるわけないんだけど。でもこれ、正しい打ち方教えてもらったらもっと凄いの打てるのだろうか?とにかくワクワクした。

先生からは基本の握り方と、小振りのスイングを二種教えてもらった。
豆まきの豆をアホみたいに食べ続けてしまうように、地面から出てくる球をひたすら出る球出る球打ち続けてしまう。やめどきがわからないというやつだ。7番アイアンの先がだんだん自分の手みたいに感じてくる。

90分のレッスンは自分には程よく、ヘトヘトにもなるわけでもなく、ちょうどいい疲れがやってきて、それが気分を満たしてくれた。毎日机に向かって漫画ばっかり描いてるので、これぐらいの気分転換が週に一回あるのはありがたい。これが出版社のお金で通えるなんて…本当漫画描いててよかった。あまりに楽しかったので、N井さんと別れるのがいつもよりちょっと寂しいぐらいだった。

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