娘がぐいぐいネタ出しに参加してくる
今朝は普通の親バカの日記を書くことにする。
最近、娘(4歳)の〝何か作りたい欲〟が凄い。
平仮名も一通り書けるようになり、折り紙の裏にアホほど手紙を書くようになった。この夏休みでカタカナも少しずつ覚え始めた。トイストーリーにハマったことがカタカナへの興味を煽っているようだ。
今朝は紙コップとかストローを使ったなんだかよくわからない工作をやっていた。朝の忙しい時に始めるから手伝ってやることができず、中途半端に切り刻まれた紙コップが散乱していて、なんだか紙コップの死体が転がってるみたいで少し寂しい気持ちにはなったけど。
…と、ここまではよくある話だとは思うのだけど、これらに加えて娘は毎日1〜2つ、俺が原案をやっている20秒アニメ「おやころモチ」のネタを考えて報告してくるのだ。
自分の一家がモデルになっているのが嬉しいらしく、アニメも毎週繰り返し見てセリフも覚えてしまった。
最初は「きな子(娘)がご飯屋さんでご飯が出てくるまでやることなくて、嫌な気持ち(ヒマ)になるって話はどう?」「お餅のパパがきな子の大人になった姿のことを考えるのはどう?」ぐらいの、自分の体験をそのまま投影して話してる程度だった。
…いや、それでも実際、子供目線の心情が聞けるのは結構ありがたいし、後者の大人になった娘を想像するってシチュエーションは考えたこともなかったから、すぐにメモを取って「お前すごいな!」と褒めてたんだけど、昨夜はついにオチまで考えて伝えてくれた。
「きな子がお餅のお父さんに叱られて、悲しくてポロポロ涙が出てくるんだけど、それが全部コロコロしたお餅でしたっていうのはどう?」
…すごくない?4歳で実体験からお話に落とし込んで、設定を活かしたオチをつけられるって…。いや、最近別に泣くほど叱ったわけではないんだけど、印象に残ってるのかな、たぶんオチから考えて、オチにたどり着くまでの根拠になるシチュエーションを思い出の引き出しから探し出してきたんじゃないだろうか。
お父さん、君の脳と感性がグニョングニョン動いてる様子をヒシヒシと感じているよ…。とても嬉しい。
お父さんはしょうもない普通の親バカなので…お餅の涙のネタ、どうにかアレンジしてなんとかシナリオにねじ込もうと思います。