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もう一回トイをストーリーしてきた

昨日は午前中におやころモチのコンテ仕事が終わってしまったので、夕方から「トイストーリー4」 を嫁と娘と観に行ってきた。2回目だ。

1回目よりも全然クリアに物語が入ってきて、何度か泣いてしまった。自己犠牲の精神で仲間を執拗に助けようとするウッディの悲痛の叫び、「俺にはこれしかないんだ!」。ここで泣いてしまうのは、俺が歳をとってしまったからだろう。

まごうことなき傑作。映画作品としても、あの「トイストーリー3」の続編としても、マジで隅から隅までよく出来ていた。
1回目の時に飲み込めなかった相棒バズライトイヤーの冷たさとか、野良おもちゃって設定って何なの?みたいなポイントは、町山さんのラジオで復習させてもらったおかげもあって、「子育てが終わった後の身の振り方」というテーマで観ていたからか、全く気にならなかった。

むしろバズはちっとも冷たくなくて、バズはウッディを一番理解していたし、ウッディは独自の成長をしていただけのことで、バズはバズで一体のおもちゃとして変わりなく存在していただけのことだった。ラストでウッディにかける言葉も、鼻セレブの触り心地の100万倍優しかった。…おかしいな…1回目観た時は目ヤニがゴボゴボの状態で観てたのかな…こんな傑作を1回目でモヤついてしまって100%楽しめなかった自分が恥ずかしい。

娘は劇場で一番笑っていたし、一番泣いていた。最後は俺の腕に抱きついて嗚咽しながら号泣していた。4歳にしてそこまで映画で震えるかね。映画も凄いが、お前もなかなか凄い感受性体験をしているな…お父さんはちょっとだけ誇らしいぞ。

帰宅して娘が寝てから、今度はレビューを書くために「ホーホケキョ となりの山田くん」を観た。アニメを立て続けに2本観てぐったりした。台風が来ているらしく、外は唐突に激しい雨が降ったり止んだりしていた。山田くんの絵の懐かしさもあって、夏休みっぽい空気で肺がパンパンになったのでそのまま寝た。

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