フェス流行り?
この一年ばかり好きなアーティストの動向を眺めていてビックリしたこと。
音楽フェスと呼ばれるモノがこんなに多いとは!!
昔は(って言いたくないですけれど)フェスと言ったらフジロックぐらいだったし、以前ワタシが追っかけてたバンドはホールでワンマンとか、ライブハウスでは対バンあるかな位の規模だった。
ライブと言ったら、お目当てのバンドを見に行くモノでした。
広く音楽を好きだったり、新しい音に出会いたい人には音楽フェスは最高の場所ですよね。
音楽だけじゃなく美味しいモノや、ちょっとしたイベントがあったり盛り沢山で、仲間とワイワイできたり。
フェス自体の規模や会場によっても様々な魅力がありそうですしね。
フジロックなどに夫婦で行っている友人がいて、ある年ワタシも「フェスに行かないかい?」と誘われました。
その友人とは以前コレクターズのライブに行っていたのですが、フェスにコレクターズが出るから行こうという話でした。
そのフェスとはアラバキロックフェス!
いつだったかなぁと調べたら2013年。
4月末でしたが昼間は晴れて暑い位だったのに、夜になるとかなり寒くさすが仙台と思いました。
当時のラインナップを眺めると、自分が見たアーティスト以外にも当時知らなかったけれど、今なら見るであろう名前がチラホラ目につきます。
フェスの何がツライって見たいアーティストの時間が被ってしまうコトですよね。
アラバキはステージによっては大分距離があるので移動が大変。
自転車でもあればねぇ…と話したほどで泣く泣く諦めたアーティストのステージもありました。
そして我が家は家族で出向いたので、小1の息子に合わせムリをしないスケジュールで動いていました。夜のライブは遠くテントの外から眺めたりしました。
とても風が強かったのを覚えています。
いかにもキャンプなんて縁の無さそうな女子2人がインテリアのような可愛いテントを立てようとしていましたが難儀しておりダンナ氏が手伝ってあげました。
すると、うちのテントが風に煽られ破損しました(泣)
結局2日に渡り幾つかのアーティストは見れたし楽しかっただろうけれど、あまり覚えていないんですよね。何食べたかなんて記憶に無いし。
ひとつ印象的だったのが、矢野顕子さんがテントのような屋内でライブをしていて、外を通り過ぎる人々を見て「ここでこんな良いライブやってるのに通り過ぎちゃうね」のようなことを言ったんです。その時ユザーン氏だったか「矢野さん、フェスってそういうモノです。」と答えていたのが何か良かったんですよねぇ。確かに、って思った。
今や軒並ぶフェスに多く出るコトが人気のバロメーターなのだろうか。
どのフェスにもお馴染みのアーティストの名前が並んでいるような。
ワタシ的にはフェスでは思うように堪能できない。そんな一堂に集まらないでよ、勿体ないのよって感じてしまうのです。
好きなアーティストの音だけ浴びて余韻にも浸りたいのよ。
それでも、またやって来る夏に「フェス参戦どうする?」って自分に問う。
そして、やっぱり気力体力時間的制約に負けるんだろうなぁ。
ムリなく自分サイズで楽しみます!
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