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数学の天才が記憶喪失になった話
こんにちは。松本です。
7月から転職するのですが、
今の私の職場で変わった人がいたのでお話しようと思います。
その人は、いつも職場の休憩時間にナンプレをしています。
仕事が終わってもナンプレ、時間があればナンプレ。
ナンプレは数独とも呼ばれ、数字を使ったパズルゲームです。
数字を使ったパズルゲームの一種で、規則に従って9×9のマスに1から9までの数字を並べ、マスを全て埋めるゲームのことである。
数独では3×3のブロックが縦横に3個ずつ並んだ9×9(合計81個)のマスが用いられる。縦横それぞれのマスには1~9までの数字のいずれかが入るが、同じ列に同じ数字を重複して入れることはできない。また、3×3のブロック内でも同じ数字を重複して入れることはできない。
マスのいくつかには、ヒントあるいは制約として、あらかじめ数字が埋められている。この数字が数独を解く上での手がかりとなり、数や配置によって難易度が分かれる。
算数ができれば解けるパズルですが、これを毎日延々とやる人は相当計算が好きなんだと思います。
また、彼は最近ルービックキューブを数学で解くことにハマっています。
どのキューブを何回転させれば完成させられるか。
それを数式で解いて、見事完成させていました。
数学が得意なんでしょうね。
どういう方法で解いているか教えてもらいましたが、
原理は分かってもそれを数式にする方法が私には分かりませんでした。
さて、そんなナンプレやルービックキューブの数学を毎日やっている人がいるのですが、
ひょんなことで彼の話を聞きました。
実は彼、一年前に和歌山県の海で発見された身元不明の人物だったそうです。
現在は身元が判明し、実家で暮らしているらしいのですが、
問題は発見直後。
彼は何も持たず、海の中で自殺しようとしていたそうです。
しかし、なぜ自殺しようとしたのか分からない。
気が付いたら海にいた。
今までの記憶がない。
両親や過去のことも忘れてしまうほどの記憶喪失になったそうです。
一年経った今でも、何も思い出せない。
ひらがなが読めず、漢字も書けない。
だからこの一年間で勉強したのだと。
これからも勉強が必要なんだ、と。
そんな彼ですが、数学のことだけは覚えていたそうです。
海で発見されて以来、
延々と数学の問題を解き続けているんだとか。
彼は記憶がなくなる前も、数学に取りつかれた天才だったのでしょう。
これは嘘みたいな実話です。
私も聞いた時、びっくりしました。
今日のお話はここまで。
最後までご閲覧いただきありがとうございました!