夜のお供に「あたしンち」
暑い、暑いと言っても仕方がないけど暑い。
しかも、まだ梅雨も明けていないし夏本番じゃないのに、
すでに夏バテ気味だ。
今からこんなことで、夏を乗り切れるのか不安になる…。
毎晩お風呂に入る前に、コップを洗ったり、ゴミをまとめて
外のゴミ箱に出すルーティーンがある。
その間BGMがわりにニュースをつけていることが多かった。
でも、本当に腹が立つニュースばっかり。
最近はAmazonプライムの懐かしいマンガ(アニメ)をつけて、
ながら観している。
少し前は「笑うセールスマン」が、妙にツボに入ってしまい
毎晩観ていたが、さすがに2周もしたら飽きてしまった。
それと、人間の心の闇について描いている作品ということで、
じーっと観ているわけではなくても、なんだか私の心の闇も
あぶり出されるような気持ちになってくるのだ。ダーン!
次は明るい作品がいいと思い「あたしンち」を観ることに。
ちゃんと観るのは、これがはじめてだったけど、なんとなく
こんなマンガと思っていたイメージとは違っていて驚いた。
お母さんは、もっとガサツで下品な人という勝手なイメージ
だったけど、全然そんなことなくて優しくていい人だ。
いつも、こんなお母さんいいな~と思いながら観ている。
専業主婦で、ものすごく余裕があるわけじゃない設定だけど、
節約もしつつ、たまにデパートのバーゲンで洋服を買ったり。
90年代の平均的な家庭のイメージで描かれてるのかなぁ?
全体的にゆとり、余裕がある感じで安心感がある。
あくまでもマンガの話だけど、当時はそういう世の中だった
ような気もする。
自分のことを思い出してみても、生活の中にインターネットが
入り込んでいなかったから、時間がたくさんあった。
今よりも睡眠時間は長くて、本もたくさん読んでいた。
最近、インターネットの功罪についていろいろと考えさせられる
ことがあり、私自身、すごく便利さを享受しているにも関わらず、
この暴走は誰にも止められないのか…と悲観的になったり。
スマホもパソコンもない時代が良かった、戻りたいというわけじゃ
ないけれど、不便だからこその楽しみもたくさんあった気がする。
そんなことを考えても仕方がないし、これからもうまく付き合って
いくしかないことも重々承知しているのだけれど。
インターネットを便利に使うのはいいけど、それに振り回される
ことがないようにしないとダメだな~ぁ。
ひまつぶしには、本当に役に立つけど、あえてアナログなことを
楽しむこともしたいと思う。生活の中に余白を。
今年も半分が終わった。後半は〇〇するぞ!というガッツはない。
でも、ダラダラしすぎずに落ち着いた生活を送れるようにしよう。