偶然のキャリーではスコアにならない
松山英樹氏が2017年のダンロップフェニックスでピンまで175ヤードのパー3を8番アイアンでホールインワンしたという過去の記事を見て、2014年のファーマーズ・インシュランス・オープンで165ヤードを8番アイアンでPGAツアーで初のホールインワンを達成したという記事を見た。さらに2019年のバラクーダ選手権宣伝のためコリン・モリカワ氏が8番アイアン1本でモントルーゴルフ&カントリークラブ、616ヤードの最終ホールをプレーし、ティーショットで215ヤード飛ばしたという記事を見た。また、今平周吾氏は8番アイアンで150~160ヤードを狙い、アゲンストの時は140ヤードでも8番アイアンで狙うという。
飛ばし屋といわれるPGAのプロゴルファーは9番アイアンは170ヤード強の飛距離でショットメーカーいわれるプロゴルファーは160ヤード強ぐらいというデータの掲載されている記事も発見。アイアンの飛距離の階段は、パワーヒッターで15ヤード、通常は10ヤードほどといわれていることから8番アイアンはパワーヒッターで185ヤード程、ショットメーカーで170ヤード程ということになりそうだ。
しかし、ショートアイアンはピンポイントで狙うクラブなので、基本はコントロールショット。コリン・モリカワ氏の例を引くまでも無く、フルショットで距離を狙えば多くのプロゴルファーなら8番アイアンで200ヤードは当たり前に飛ばせるのだろうと思っている。
そう考えると、8番アイアンのフルショットで偶然にやっと(レンジボールで)180ヤードに届くかどうかというキャリーの場合、コントロールショットで狙うのは140ヤード辺りになりそう。できれば150ヤード辺りを8番アイアンのコントロールショットで狙いたいので、もう少しヘッドスピードが上がるスイングを身につけたいなと思っている。
https://gridge.info/article/swing/detail.php?id=7701
それにしても、10年前にゴルフの練習を始めて長い間7番アイアンで130ヤード程だったキャリーが、8番アイアンでフルショットで偶然ではあるが最大で180ヤードに届くかどうかというところまで伸びるとは想像すらしていなかった。ティーチングプロなどのプロコーチにスイングを診てもらえばおそらくは1年も経たずに理想のスイングを手に入れられたであろし、10年前なら筋力や柔軟性ももっとあったであろうから今のキャリーをもう少し越えていたことも想像できる。遠回りしたなぁとは思うが、今の年齢でさらにキャリーが伸びる可能性を感じているので、まぁ遠回りも悪くなかったかな。
今後は偶然が必然となるように練習すると共に、ドライバーの練習量を少し増やして苦手意識を払拭しなければ。
ちなみに、JLPGAのツアーに参戦しているプロは8番アイアンでのキャリーが140~150ヤード程らしい。選手によってロフト設定はマチマチなので、39度前後のロフトでどれぐらいのキャリーなのかはわからないが、逆に140~150ヤードを8番で狙えるアイアンをチョイスしているのでしょうね。