サンディエゴ出張記_アメリカ中流階級の疲弊、経済指標とFX
出張で見たサンディエゴ
米国雇用統計、ADP雇用統計、非農業部門雇用者数、ISM製造業景況指数、CPI、PCE、PMI、PPIなどのアメリカの経済指標の数字は、いったいどれくらいの確度があり、どの程度アメリカ経済の実態を表しているのでしょうか。
失業や借金やインフレ、不法移民流入で痛んでいるアメリカ社会の実態は、各種の経済指標が表している数字よりずっと酷いことになっているように思えるのですが。
知人が先日、お一人でサンディエゴに出張に行きました。そのときの街の様子をメールで教えてくれましたが、そこにも経済指標とは乖離していると思われる人々の状況が書いてありました。
経済指標とサイコロ振り
アメリカの経済指標で米ドル(為替)が大きく動くことがあるから、FXを始めてから指標をウオッチしてきました。でも、「なぜこんな(いい加減そうな指標で)米ドルがこんなに動くんだろう」と違和感を感じることが多々ありました。動いても、そういう時はたいてい元に戻ることも知りました。「元に戻すなら動かなくていいんじゃないのか?なぜもっと慎重に数字を検討しないのか」と初心者の頃は思いました。でも今は、「指標はサイコロの目」のように感じることがあります。サイコロを振らないと、参加者は丁半かけて儲けることができませんから。やっぱりFXってゼロサムゲームのギャンブルのようなものでした。Web検索バーで「FX や」と入力すると「FX やめとけ」と出ます。これの意味が分かりました。
金利と国債は(たぶん)ウソつかない
でも、丁半博打でなく理論的に動く面もあることを知りました。「金利」と「国債」です。金利政策と国債政策による為替変動は「元に戻らない」、意思のような方向性があると感じています。
8月23日のFRBパウエル議長の " The time has com for policy to adjust." のようなFRBの金利政策、日銀の国債買入れ減額と金利引き上げ政策を打ち出してからの「ドル安円高」方向性は、蛇行していても、元に戻る気配はありません(素人観測)。
「最初の1年間はFX学習・トレーニング期間とする」と決めて始めたFX。
10月末で1年間終了する。
11月からは、金利と国債の情報を参考にして、学習期間よりはちょっと本格的にFXと株式に臨みたいと思います。