青池保子 (緋色の誘惑)
(平成10年発行)
明るく元気なオカルト漫画!?
作者は霊体験も何もないので、本職の霊能者さんに協力して頂いてこの作品を描いたらしい。
全く怖くないオカルト漫画・・・っていうのも考えてみると非常に珍しいのではないだろうか?
オカルト問題専門の病院(そんなもの本当にあったら面白いが・・・ほとんどインチキだろうな~)
そこの院長のあんり先生がすごい力を持った霊能者という設定。
彼女自身は普通の若い女性なのだが、彼女を守っている「ウシロ」(守護霊)の力が凄いという訳だ。
医者の加賀は
「科学的根拠のないオカルト治療など現代医学の敵」だという考えの男。
まあ、「エロイカより愛をこめて」の少佐タイプと言えばよくわかると思う。
その二人を中心にオカルト的な話が展開していくのだが・・・
本当に見事なくらい「怖くない」!
怖くはないけど勿論「面白い」作品ではある。
どこまでいっても「青池ワールド」なのだ!!
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